桐谷広人氏が「割安」と判断する基準とは
年明け早々に日経平均株価が史上最高値を更新し、幸先のよいスタートを切った2026年の株式市場。「上昇気流に乗り損ねたくない」と気が急く一方、これから株を買って「高値掴み」にならないかを心配する人も少なくないだろう。
そんな悩みから離れ、「高くなっている株は買わない」と独自のルールで泰然として相場に向き合っているのが、「株主優待の桐谷さん」として知られる投資家でプロ棋士の桐谷広人氏だ。2025年時点の資産総額は7億円だという桐谷氏が、日々の株価の変動に一喜一憂しない“桐谷さん流”の投資スタイルと、銘柄選びのポイントについて話を聞いた。
波瀾万丈の投資遍歴を持つ桐谷氏は、自身の投資スタンスについてこう語る。
「1984年から株式投資を始め、バブル崩壊、リーマン・ショックなど様々な暴落も体感してきた投資歴41年間の私から見ると、上がっている株は何かのきっかけで急落しますから、とにかく高い株は買わない主義でやっています。買いたいと思う優待株がある時は、安くなるまで待ちます」(以下、「」内は桐谷氏)
銘柄選びにおいて桐谷氏が「割安」と判断する基準のひとつが、「株主優待と配当を合わせた総合利回りが4%以上」かどうかだという。
【プロフィール】
桐谷広人(きりたに・ひろと)/1949年生まれ、広島県出身。個人投資家。現役プロ棋士時代の1984年から株式投資を始め、「財テク棋士」と呼ばれる。バブル崩壊、ライブドア・ショック、サブプライム・ショック、リーマン・ショックと様々な相場も経験。優待投資家として注目を集め、『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)などテレビ出演で全国的に大人気に。現在、優待と配当で賄う生活を楽しみながら、各種メディア、講演などで活躍中。資産総額は2025年時点で約7億円。
Xアカウント:@yuutaihiroto
取材・文/上田千春
