なごちょう氏が考える「投資初心者が買うべきではない銘柄」とは(写真:イメージマート)
複数の資産に分散投資する投資信託よりも、一般的に個別株投資はリスクが高いとされる。一見、魅力的でも「投資初心者が買うべきではない銘柄がある」と指摘するのは、50万円を元手に株式資産2億円超を築いた兼業投資家・名古屋の長期投資家(なごちょう)氏だ。同氏が自身の投資手法と全保有株を公開した話題の著書『2億稼げる なごちょう式 低リスク超分散株投資』(高橋書店)より一部抜粋・再構成して紹介する。
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どれだけ魅力的であっても、投資初心者が買うべきではない銘柄があります。それらには、株価を高値づかみしやすい、企業の成長性が不安定、株主への向き合い方が不誠実といった特徴があります。
特に初心者は、高すぎる配当利回りや、仕手株に騙されやすい傾向があります。銘柄について悪い噂がないかなども含めて確認しましょう。
【初心者にはおすすめしない銘柄】
【1】IR情報が読みにくい
・会社の実態を外部から把握しにくい
・企業分析の判断材料が少なく、初心者はリスクを見逃しやすい
・情報開示が雑な会社は、株価が上がりにくい
【2】人気のない業種(パチンコ、投資用マンション開発など)
・社会的イメージやESG 評価が低く、投資家から敬遠されがち
・規制リスク(法律改正など)で業績が左右されることがある
・その業界に詳しくないと、業績が大きく変動するときに気づかない
【3】景気敏感株(シクリカル銘柄)
・景気の影響を大きく受け、業績や株価が上下しやすい
・価格変動や需給の影響を受けやすく、株価予測が困難
・業績のピークと株価の天井がズレやすいなど、初心者が波に乗るのが特に難しい
【4】流動性が低い銘柄(売買が少ない)
・売りたいときに売れないリスクがある
・一度暴落すると買い手がつかず、株価が一気に落ちる
・値動きが大きく、初心者には心理的なストレスが強い
【5】業績の伴わない高配当銘柄
・業績悪化していても、配当を維持している場合がある
・無理に出す配当には持続性がなく、減配・無配になると一気に株価が下がる
【6】個人投資家に人気が集中しすぎている“仕手株”
・意図的に人気を吊り上げ、価格が操作されている銘柄
・SNSや掲示板で急に話題になり、急騰・急落を繰り返す
・テーマ(AI、バイオ、EVなど)の期待感で売買されている
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現在も自身の売買ルールを徹底し、割安株投資を続けるなごちょう氏がいま注目しているのは、どのような銘柄なのか。関連記事『《元手50万円→資産2億円超のなごちょう氏が厳選した大化け期待3銘柄》世界トップシェアの半導体化学メーカーなど、話題の割安株投資家が「期待が膨らむ材料」を詳細解説』で詳しく紹介している。
※名古屋の長期投資家・著『2億稼げる なごちょう式 低リスク超分散株投資』(高橋書店)を元に一部抜粋して再構成
【プロフィール】
名古屋の長期投資家(なごちょう)/学生時代の1995年12月から株式投資を開始。インカムゲインと配当の成長が期待できる割安株への長期投資が基本。投資銘柄の割安さが解消されるまで持ち続けるスタイルで、2026年1月現在、200銘柄以上を保有するという超分散投資。現在の株式資産は2億円超(2026年1月時点)。2025年の年間配当金合計は500万円を超えた。名証(名古屋証券取引所)上場銘柄を好み、年間に10社前後の株主総会に参加する。2025年11月に出版した初の著書『2億稼げる なごちょう式 低リスク超分散株投資』(高橋書店)が好評で2万3000部を突破。
Xアカウント:@Nagoya_Tyouki
