『チャリロト』では2月1日から10日に開催される競輪について、《全ての「決勝レース」への投票金額の5%を還元いたします》と説明(ホームページより)
“特別なレース”がユーザーを呼び込む重要なカギに
それぞれ「決勝レース」が還元率上限5%の対象となるのは共通しているが、それ以外に対象となるレースがあるかどうかを含め、各サイトで説明が少々異なっている。公営競技に詳しいジャーナリストはこう話す。
「新しい広告・宣伝指針が施行された直後ということもあり、各サイトが手探りの状態なのかもしれませんね。
ただ、基本となるポイント還元率の上限が1%となったことで、ユーザーのメリットが目減りするのは否めません。だからこそ、還元率が5%になる“特別なレース”の存在が、ユーザーを呼び込むための重要なカギになる。しかしながら、現状ではその対象となるレースについての定義はなく、各投票サイトの説明を見ても対象レースを明確に表しているわけではない。解釈によっては還元率5%となるレースがどんどん増えていく可能性もあります。今後の各サイトの動きにもよりますが、何をもって“特別なレース”にするのか、明確なガイドラインが必要になるかもしれません」
違法なオンラインカジノが社会問題化したほか、大阪の夢洲ではカジノを含む統合型リゾート(IR)が2030年の開業に向けて整備が始まっており、ギャンブル依存症対策について国をあげて真剣に取り組む必要がある。そういった意味で、今回の公営競技における広告・宣伝指針の策定は必要不可欠なことであり、ギャンブルという娯楽の健全化において重要な一歩となりそうだ。
■前編記事から読む:《ギャンブル依存対策》公営競技「広告・宣伝指針」策定で何が変わるか? 投票サイトのポイントサービス大幅見直しで「通常レースの還元率は上限1%」に、「購入額に応じた還元率のポイントアップ」も終了
