マネーポストWEB「マネーポスト」公式サイト

FX

米朝開戦リスク 為替は「有事の円高」に動くか

2017年4月21日 7:00

米朝開戦リスクの為替への影響は(米空母カールビンソン。写真:共同通信社)

米朝開戦リスクの為替への影響は(米空母カールビンソン。写真:共同通信社)

 朝鮮半島の緊張が高まる中、日経平均株価は下落を続けたが、その一方で、市場関係者の間では「有事によって経済が上向く可能性」も囁かれている。有事が引き起こす影響で見逃せないのは為替変動だ。株式評論家の植木靖男氏はこうみている。

「シリア情勢の緊迫を含め、各地にリスク要因があることを踏まえると、『有事の円買い』が進んで、為替は円高に動くと考えられます。

 円高は、輸出企業にマイナスというイメージが強いが、有事による外需が生まれていれば、相殺される可能性がある。そうなると、食料品をはじめ様々な物資を輸入に頼る日本にとって、円高はプラスに働く側面が強くなります」

 国際関係も大きく変わり得る。武者リサーチ代表・武者陵司氏はこういう。

「朝鮮有事は、大きな構図としては米中対立の深刻化という文脈で理解すべきもの。対中融和のオバマ政権時代に比べて、日米の距離感は相対的に近くなっているし、紛争の危機が高まればよりその傾向は強くなるでしょう。

 これまで、日本の産業の“出る杭”は米国に潰されてきた。たとえば1990年代以降、日本の半導体事業は世界的なプレゼンスが大きくなりすぎ、米国からのバッシングを受けて大打撃を被った。そうした外圧が弱まることは、日本の様々な産業にとって結果的にプラスにはたらく」

※週刊ポスト2017年4月28日号

  • 働く世代にうってつけのFX? 取引はすべてお任せの「フルオート」を解説
  • 米ドル金利上昇でブーム再来か 金利収入が毎日入る「FXスワップ投資」を解説
  • 2017年春号(3月1日発売号)

    大特集は〈平成ラストバブルの号砲〉。戸松信博氏、藤井英敏氏らがこれから大化け期待の個別株をランキング形式で紹介。西堀敬氏によるIPO投資の最新攻略ガイドの他、橘玲氏、森永卓郎氏らによる連載も充実。定価620円。お早めにお求めください。

    当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

    水上紀行ニュースフラッシュ

    2017年春号(3月1日発売号)

    大特集は〈平成ラストバブルの号砲〉。戸松信博氏、藤井英敏氏らがこれから大化け期待の個別株をランキング形式で紹介。西堀敬氏によるIPO投資の最新攻略ガイドの他、橘玲氏、森永卓郎氏らによる連載も充実。定価620円。お早めにお求めください。

    当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

    小学館雑誌定期購読小学館のプライバシーステートメント問い合わせ広告掲載について

    © Shogakukan Inc. 2017 . All rights reserved. No reproduction or republication without written permission. 掲載の記事・写真・イラスト等のすべてのコンテンツの無断複写・転載を禁じます。