今週のドル円はどう動く?
投資情報会社・フィスコが2月16日~2月20日のドル円相場の見通しを解説する(13日14時執筆)。
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今週のドル円は底堅い値動きか。米景気減速懸念が広がるなか、足元で発表された米国の小売売上高は低調な内容だった。今週は10-12月期国内総生産(GDP)速報値が注目され、前回実績の+4.4%から鈍化すればドル売り要因になりやすい。18日に公表される連邦公開市場委員会(FOMC)会合の議事要旨や19日発表のフィラデルフィア連銀製造業景況指数も注目されそうだ。
一方、2月8日に行われた衆院選で自民党が圧勝し、積極財政は引き続き意識されやすい。選挙は過度な円安が抑えられ、これまでの円売りの巻き戻しにより円買いが進む場面もあったが、円売りは根強いだろう。ドル円はトランプ米大統領のドル安容認とみられる発言で付けた1月27日の安値(152円10銭付近)がサポートラインとして意識され、同水準を明確に下回った場合、150円を意識した相場展開となる可能性が指摘されている。
【米・10-12月期GDP速報値】(20日発表予定)
20日発表の米10-12月期GDP速報値は前期比年率+2.8%と、前回+4.4%から鈍化する見通し。市場予想を下回り、景気減速懸念が広がれば、ドル売り要因となりそうだ。
【米・1月コアPCE価格指数】(20日発表予定)
20日発表の米12月コアPCE価格指数は現時点で前年比+3.0%と、前回実績を上回る見通し。想定通りなら利下げ観測の後退によるドル買いが見込まれる。
