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田代尚機のチャイナ・リサーチ
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テンセントが「QClaw」を一般公開、中国で「養龍蝦」の報告が続々 「社会を劇的に変えていく」と評価されるAIツール「OpenClaw」が一般ユーザーでも使えるように

中国では「養龍蝦」の報告が続々(Getty Images)

中国では「養龍蝦」の報告が続々(Getty Images)

 中国経済に精通する中国株投資の第一人者・田代尚機氏のプレミアム連載「チャイナ・リサーチ」。中国大手ネット企業・テンセントがリリースしたAIツール「QClaw」についてレポートする。

 * * *
 テンセントは3月9日、AIツール「QClaw」の一般公開を開始、その直後から中国のインターネット上では「養龍蝦」という言葉が飛び交うようになっている。直訳すれば「ロブスターを飼う」という意味だが、“使い込んで学習を積ませることにより、製品の質を上げていく”という含意がある。

「QClaw」の製品構造はやや複雑だ。2025年11月に公開された「OpenClaw」というオープンソースのAIツールがある。オーストリアのプログラマーであるピーター・スタインバーガー氏が開発した“AIエージェントを管理するためのゲートウェイ”となる製品で、この「OpenClaw」のシンボルマークがロブスターである。

 少し補足しておくと、普段使いしているメッセージアプリに指示を書き込むと、パソコンを自由に操作し、その指示を実行する。過去の指示、会話、ユーザーの特性などを記憶しておくことで、使えば使うほど使い勝手がよくなる。具体的には、スケジュール管理、メールのチェックなどの秘書業務や、情報収集やその要約、レポート作成といった調査、営業サポート業務や、コーディングなどのプログラミング業務など、人間がパソコンを使って行う業務であれば、ほぼすべてを代行することができる。

 今年に入り、その性能の高さから、NVIDIAのジェンスン・フアンCEOをはじめ、多くの専門家、開発者たちから高い評価を受けている製品である。LLM(大規模言語モデル)におけるChatGPT、DeepSeekに匹敵するようなインパクトがあり、AIが人に代わって業務を行うといった実用性において、社会を劇的に変えていくきっかけとなる製品だといった評価もある。

次のページ:同時公開された企業向け「WorkBuddy」のポテンシャル
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