*08:25JST 中東情勢の先行き不透明感や原油高を嫌気してリスク回避の動きへ
[本日の想定レンジ]
20日のNYダウは443.96ドル安の45577.47ドル、ナスダック総合指数は443.08pt安の2
1647.61pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比1930円安の51060円だった。本日は、中東情勢の先行き不透明感や原油市況の上昇を背景にしたインフレ懸念など世界的な景況感悪化緊迫化を背景にリスク回避の動きが強まることが予想される。19日は原油相場の高騰が収まらず、世界経済への悪影響が懸念され、日経平均は大幅に反落した。20日の米国市場も米連邦準備制度理事会(FRB)高官が原油高に警戒感を示した発言をきっかけにインフレ懸念が台頭し、主要株価指数は大幅に続落した。トランプ米大統領は21日、イランに対し、原油輸送の要衝であるホルムズ海峡の事実上の封鎖を48時間以内に完全に解除するよう要求した。「応じなければ、米軍がイランの発電所を攻撃する」と強調した。これに対し、イラン軍は声明で、エネルギー関連施設が攻撃されれば、「中東地域で米国に属するすべてのエネルギー施設などが標的となる」と警告するなど、紛争の長期化が警戒される。また、原油市況も上昇基調が続くなど、インフレ懸念による世界的な景気減速への懸念も拭えていない。ナイトセッションの日経225先物も一時51000円台を割り込むなど、大幅に下落しており、先物安にさや寄せする形で売りが膨らむことになりそうだ。中東情勢の先行きが不透明なだけに、引き続き中東情勢を見定めながら神経質は展開が続くと想定される。また、原油相場が高止まりしているため、原材料価格の上昇に加え、燃料費や輸送費などのコストアップ要因につながるだけに、幅広い業種にネガティブに作用することが見込まれ、2027年3月期業績のガイダンスリスクも警戒されることになり、積極的にポジションを取りに行く動きも限定的となるだろう。上値メドは、心理的な節目の54000円や54500円、55000円、下値メドは、3月9日の安値(51407円)心理的な節目の51000円、5万円などなどが挙げられる。
[予想レンジ]
上限52000円-下限51000円
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