*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、上値では為替介入に警戒感
23日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。中東情勢の不透明感でドルに買いが入りやすく、160円を目指す見通し。ただ、上値では日本の為替介入が警戒され、過度な円売りは抑制されそうだ。
欧州中銀や英中銀の年内利上げ観測で、米連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め的な政策への思惑も広がり始めた。前週末はFRB当局者の見解でタカ派に転じたとの見方から金利高に振れ、ドル買いが先行。ユーロ・ドルは1.1520ドル台に軟化、ドル・円は159円30銭台に浮上した。一方、中東情勢は不透明感を一段と深め、週明けアジア市場はリスク回避の円買いが先行。ただ、原油高でドル・円は159円台に再浮上した。
この後の海外市場は中東情勢や原油、ドルの値動きが注目される。中東紛争は4週目に入り、混迷の度合いを深めている。イランや湾岸の石油施設が破壊され、NY原油先物(WTI)は1バレル=99ドル台に再浮上。心理的節目の100ドルを上抜ければ強いドル買い要因となる。有事のドル買いも継続し、ドル・円は160円台が見込まれる。ただ、同水準に到達した場合には日本の為替介入が警戒されるため、過度な円売りは抑制され、ドル・円は上値の重さが意識されそうだ。
【今日の欧米市場の予定】
・24:00 ユーロ圏・3月消費者信頼感(予想:-14.6、2月:-12.2)
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