*18:42JST 13日の中国本土市場概況:小幅続伸、デフレ懸念の後退を引き続き好感
週明け13日の中国本土市場は小幅続伸。主要指標の上海総合指数が前営業日比2.33ポイント(0.06%)高の3988.56ポイントと続伸した。
デフレ懸念の後退が引き続き好感された。3月の生産者物価指数は前年比0.5%上昇した。プラス転換したことで景気の回復期待が高まり、内需の底堅さが意識された。終盤にかけて持ち直し小幅ながら続伸して取引を終えた。
半面、米国とイランの停戦交渉の決裂を受けた地政学的緊張の高まりが投資家心理を冷やし、アジア株全体が軟調に推移する中で、上海市場も序盤は売りが先行した。リスク回避姿勢の強まりにより不安定な値動きが意識され、当面は高いボラティリティーを伴う展開が続くとの見方が広がった。
上海総合指数の構成銘柄では、エネルギーや素材、電気設備関連には買いが入り、江蘇江南高繊(600527/SH)が10.2%高、華遠地産(600743/SH)が10.2%高、京運通科技(601908/SH)が10.1%高、寧波熱電(600982/SH)が10.1%高、中国巨石(600176/SH)が10.0%高で引けた。原油価格の上昇を背景に資源関連株が買われたほか、政策期待を支えに電気自動車関連やインフラ関連にも資金が流入し、指数の下支え要因となった。
半面、出版・メディアや医薬品、機械設備関連が売られた。山東出版(601019/SH)が9.9%安、益佰製薬(600594/SH)が8.1%安、金耀薬業(600488/SH)が7.8%安、南京紡織(600250/SH)が6.9%安となった。地政学的緊張の高まりを受けて投資家のリスク回避姿勢が強まり、内需関連やディフェンシブ銘柄にも利益確定売りが波及し、相場の重しとなった。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.24ポイント(0.47%)安の265.01ポイント、深センB株指数が2.24ポイント(0.19%)高の1197.26ポイントで終了した。
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