*07:02JST 12日の米国市場ダイジェスト:米国株式市場はまちまち、CPI加速と原油高でインフレ懸念高まる
■NY株式:米国株式市場はまちまち、CPI加速と原油高でインフレ懸念高まる
米国株式市場はまちまち。ダウ平均は56.09ドル高の49760.56ドル、ナスダックは185.93ポイント安の26088.20で取引を終了した。
中東緊張を背景とした原油価格の上昇に加え、コア消費者物価指数(CPI)が予想以上に加速し、インフレを警戒し、寄り付き後、下落。長期金利の上昇が嫌気され、ナスダックは、続落した。一方、ダウは終盤にかけプラスに持ち直し、まちまちで、終了。セクター別ではヘルスケア機器・サービスが上昇した一方、自動車・自動車部品が下落した。
電子商取引会社のイーベイ(EBAY)はゲーム販売のゲームストップ(GME)が同社に提示した550億ドル規模の買収案に対し、信頼できる内容でなく、魅力的ではないと拒否し、上昇。ゲームストップ(GME)は下落した。ファストフードレストラン運営のウエンディーズ(WEN)は物言う投資家、トライアン・ファンド・マネージメントが同社を非上場にする資金調達をしているとのフィナンシャル・タイムズ紙の報道を受け、買われた。
半導体メーカーのエヌビディア(NVDA)は来週の決算に向けた期待感に、上昇。スポーツ用品メーカーのアンダーアーマー(UA)は第4四半期決算で損失を計上、さらに、通期見通しでもプロバスケットボール協会(NBA)のスーパースター、ステフィン・カリーとの契約終了が響き減収見通しを示し、下落した。
上院本会議はウォーシュ氏のFRB理事就任を承認した。週内に議長人事を承認する表決を実施する予定。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:中東緊張長期化やコアCPI加速で長期金利上昇、ドル続伸
12日のニューヨーク外為市場でドル・円は157円48銭から157円76銭まで上昇し、157円62銭で引けた。米4月コア消費者物価指数(CPI)が予想以上に加速、さらに、中東情勢の緊張を受けた原油高によりインフレ懸念が一段と強まり、長期金利上昇に伴うドル買いが優勢となった。
ユーロ・ドルは1.1751ドルから1.1722ドルまで下落し、1.1740ドルで引けた。ユーロ・円は185円13銭から184円87銭まで下落。当局による円安是正介入警戒感がくすぶり戻りの鈍い展開となった。ポンド・ドルは1.3542ドルから1.3500ドルまで下落した。地方選大敗でスターマー首相退陣要請が高まりつつあり、英政局不安により同国資産トリプル安でポンド売りが優勢となった。ドル・スイスは0.7803フランから0.7823フランまで上昇した。
■NY原油:続伸、戦争終結に向けた動きは完全に停滞
12日のNY原油先物6月限は続伸。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物6月限は、前営業日比+4.11ドル(+4.19%)の102.18ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは98.00-102.72ドル。米国とイランは戦闘再開の可能性があり、戦争の終結に向けた動きは完全に停滞していることから、102.72ドルまで続伸。米国市場の後半にかけて102.72ドルまで一段高となった。通常取引終了後の時間外取引では主に102ドル台で推移した。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 50.78ドル +0.23ドル(+0.45%)
モルガン・スタンレー(MS) 191.88ドル +0.78ドル(+0.40%)
ゴールドマン・サックス(GS)945.90ドル +1.04ドル(+0.11%)
インテル(INTC) 120.61ドル -8.83ドル(-6.82%)
アップル(AAPL) 294.80ドル +2.12ドル(+0.72%)
アルファベット(GOOG) 383.82ドル -2.95ドル(-0.76%)
メタ(META) 603.00ドル +4.14ドル(+0.69%)
キャタピラー(CAT) 912.14ドル -14.65ドル(-1.58%)
アルコア(AA) 67.62ドル +2.28ドル(+3.48%)
ウォルマート(WMT) 130.35ドル +2.76ドル(+2.16%)
<YY>