*08:39JST 半導体やAI関連株の底堅さを見極め
5日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開が意識されやすく、半導体やAI関連株の底堅さを見極めながらになりそうだ。4日の米国市場はNYダウが874ドル高、ナスダックは23ポイント安だった。レバノンとイスラエルが停戦で合意したとの報道を受けて原油相場が下落したことが材料視された。一方で、ブロードコムの下落が影響したことで、半導体株の一角には利益確定の売りが優勢となった。シカゴ日経225先物は大阪比135円高の67775円。円相場は1ドル=160円00銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、小動きで始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで66930円まで売られた後は切り返し、一時6
7890円まで買われる場面もみられた。ただ、その後は軟化し、小幅ながら下落して終えている。レバノンとイスラエルが停戦で合意したと報じられたが、イスラエル軍がレバノン南部にとどまる姿勢を崩しておらず、双方とも停戦を拒否すると報じられており、楽観は禁物であろう。週末要因から持ち高調整の動きが強まる可能性はありそうだ。
米国ではハイテク株から景気敏感株などにシフトする形でのリバランスの動きとなり、NYダウは大幅に上昇した。一方で、ブロードコムの下落は織り込まれているものの、SOX指数は6日ぶりに下落している。米国同様に半導体やAI関連株への利食いが強まるようだと、日経平均株価の重荷になる可能性はあるため、東エレク<8035>やアドバンテス<6857>、ソフトバンクG<9984>などの底堅さを見極めることになるだろう。前日に10%を超える下落となったソフトバンクGがリバウンドをみせてくるようだと、半導体やAI関連株への押し目狙いに向かわせよう。
日経平均株価は一時66920円まで売られ、前日の上昇部分をほほ帳消しにする形になったが、上向きで推移するボリンジャーバンドの+1σと+2σとのレンジ内での推移であり、過熱を冷ます調整の範囲内である。下値切り上げのトレンドを継続しているほか、急ピッチの上昇で買い遅れているファンドなどによる押し目待ち狙いの買い意欲は強そうである。そのため、週末要因から利益確定の売りが優勢となっても、下値の堅さが意識されそうだ。
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