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FiscoNews

【注目トピックス 日本株】ハークスレイ Research Memo(2):“食”の事業領域で多角的なM&Aを実行し、成長を目指す

*10:52JST ハークスレイ Research Memo(2):“食”の事業領域で多角的なM&Aを実行し、成長を目指す
■会社概要

1. 会社概要
ハークスレイ<7561>は「中食」「店舗アセット&ソリューション」「物流・食品加工」の3事業を柱に、“食”の事業領域で多角的なM&Aを実行し成長する企業である。1993年に現社名に変更したが、「ハークスレイ(HURXLEY)」には、同社が大切と考える3H精神「HONESTY(まじめに)」「HOT(あたたかいお弁当を)」「HEART(心をこめて)」を私たち「OUR」の基本とし、さらなる可能性の追求「無限の可能性=X」を求めて、牧草地のように「LEY」自然と動物の共生に学び、効率的かつ調和のとれた豊かな生活の実現を目指すという考えが込められている。創業者である青木達也(あおきたつや)代表取締役会長兼社長が事業環境の変化を捉え、M&Aによる多角化を進め、事業領域の拡大と収益基盤の強化にリーダーシップを発揮している。

1976年日本で初めて持ち帰り弁当という業態を開発(「ほっかほっか亭」)し、チェーン化を進め、業績は拡大した。そして、より強靭な経営基盤(事業の柱)を構築するため、店舗アセット&ソリューション事業に進出した。同事業では2006年にTRNコーポレーション(現 店舗流通ネット)をM&Aによりグループ化した。物流・食品加工事業は、カミッサリー事業が好調なアサヒL&C、2022年11月に連結子会社化した豆菓子製造・販売の稲葉ピーナツの2社を中核に、急成長している分野である。2024年12月には、ホソヤコーポレーションを連結子会社化したことによりその成長は加速している。直近では、2026年3月に、植物工場を営むJリーフを連結子会社化し、農産分野に進出した。

1997年に株式店頭登録した後、2001年に東京証券取引所(以下、東証)及び大阪証券取引所(現 大阪取引所)市場第二部へ、2004年にそれぞれ市場第一部へ上場した。2022年4月の東証の市場区分再編に伴いプライム市場に移行した後、2023年10月にスタンダード市場へ選択移行した。2024年6月には中期経営目標を発表し、最終年度の2028年3月期に向けてさらなる成長を目指している。

2. 事業内容
同社が展開している3事業については、2026年3月期の売上高では物流・食品加工事業が最大であり、セグメント利益では店舗アセット&ソリューション事業が最大である。中食事業は2026年3月期は全社売上高の30.0%、セグメント利益の7.1%となっている。

店舗アセット&ソリューション事業は、TRNグループが飲食店運営事業者を中心に店舗リースなどの各種ソリューションを行う店舗ビジネス、店舗リーシングなどによる商業用不動産のバリューアップを行う店舗不動産ビジネス、外国人採用支援サービス・ハイキャリア人材支援サービスを提供している。また、他グループ会社が洋菓子店やベーカリー業界向けITソリューション、パーティー・イベント用品レンタルなど多様な事業を提供している。2026年3月期は全社売上高の25.6%、セグメント利益の49.6%と収益寄与が大きい。

物流・食品加工事業は、大手小売業等の店舗向け食品加工をはじめとするカミッサリー、豆菓子製造販売、中華総菜製造販売及び食品物流サービスを提供している。2022年に稲葉ピーナツが、2024年にホソヤコーポレーションがそれぞれグループ入りしたことにより、物流・食品加工事業は全社売上高の42.5%、セグメント利益の18.6%と、成長ドライバーとして着実に成果を上げている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)

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