*17:28JST 欧米為替見通し: ドル・円は伸び悩みか、ドル買い継続も160円台は介入に警戒
5日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。中東情勢の根強い不透明感と米雇用情勢の改善で、ドル買い地合いに振れやすい。ただ、160円台は日本の防衛ラインとみられ、円安牽制を受け円買いに押される場面もありそうだ。
米国務省は前日、イスラエルとレバノンの停戦履行に関する合意を発表し、中東情勢の不透明感は一服。ただ、原油相場や長期金利は底堅く推移、ドル買い地合いに振れた。ユーロ・ドルは1.1640ドル台から1.1620ドル台に軟化し、ドル・円は159円70銭台から160円付近に値を上げた。本日アジア市場でドル買いは一服も円安でドル・円は160円台定着を目指す展開に。ただ、為替介入への警戒感から引き続き一段の上昇は抑制されている。
この後の海外市場は中東情勢と米雇用統計を注視。イスラエルとレバノンは強硬姿勢を崩しておらず、米国とイランの和平協議にも影響を与える可能性がある。原油相場の下げは限定的で、ドル売りを抑制する見通し。また、今晩発表の雇用統計でインフレ圧力が意識される内容なら、連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ期待は一段と後退し、ドル買いの支援材料に。ただ、160円台は日本の「防衛ライン」とされ、引き続き為替介入への警戒感から一段のドル買い・円売りは抑制されよう。
【今日の欧米市場の予定】
・18:00 ユーロ圏GDP確定値(1-3月):予想+0.8%、前回+0.8%
・21:30 加・失業率(5月):予想6.9%、前回6.9%
・21:30 米・非農業部門雇用者数(5月):予想+9.5万人、前回11.5万人
・21:30 米・失業率(5月):予想4.3%、前回4.3%
・21:30 米・平均時給(5月):予想前年比+3.4%、前回+3.6%
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