*08:25JST 米国とイランの戦闘終結合意を映してリスク選好ムードが続き、最高値更新へ
[本日の想定レンジ]
12日のNYダウは353.51ドル高の51202.26ドル、ナスダック総合指数は79.18pt高の25888.84pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比1150円高の67270円だった。
本日は、米国とイランが戦闘終結で合意したことから中東の地政学リスクの後退を背景にリスク選好ムードが続き、日経平均は3日に記録した終値ベースでの史上最高値(68402.13円)が視野に入りそうだ。12日の東京市場は、米国とイランの戦闘終結期待からリスク選好ムードが強まり、日経平均は大幅続伸。一時67000円台に乗せる場面があった。ローソク足は陽線を形成、マドを空けて25日移動平均線(64194円)や5日移動平均線(64771円)を上回り、短期的な下振れ圧力の後退を意識させる形となった。12日の米国市場は、米国とイランの和平合意に対する期待に加え、ナスダック市場に上場した米宇宙企業スペースXの株価上昇も支援材料となり、主要株価指数は上昇した。なかでもSOX指数が1.5%超の上昇となり、東京市場にも好影響を及ぼすだろう。また、米国とイラン両国が和平合意に達したため、中東の地政学リスクが後退し、ニューヨークの原油先物相場が時間外取引で1バレル=80ドル台に下落していることからコスト高による企業収益への悪影響も後退しよう。さらに、ナイトセッションの日経225先物も一時67500円まで上昇したほか、機関投資家が参考にしている時間外取引の日経225CFDは一時68600円台まで急騰している。先物高などを背景に本日の日経平均も大幅に上昇して始まることが予想される。一方、きょうから日銀の金融政策決定会合が開催される。日銀の利上げはほぼ確実視されている。日銀の利上げに関しては、市場に織り込み済みとみられるが、入院中の植田和男総裁に代わり内田眞一副総裁が記者会見する予定で、内田副総裁がどのような発言をするのか確認したいとの思惑もあり、次第に様子見姿勢が強まるかもしれない。また、合意文書への正式な署名式は今週末の19日に行われる予定とも伝わっており、「最終的な署名が行われるまでは中東情勢は予断を許さない状況が続くかもしれない」との指摘も聞かれ、上値圧迫要因になる可能性もありそうだ。上値メドは、心理的な節目の69000円や70000円、71000円。下値メドは、心理的な節目の66000円や65000円や25日移動平均線(64194円)などが挙げられる。
[予想レンジ]
上限69000円-下限67000円
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