*13:20JST NSW Research Memo(10):配当性向の目安を30%から50%へ引き上げ、大幅増配を実施
■株主還元策
NSW<9739>では、株主に対する利益還元を経営の重要施策の1つとして位置付け、安定的かつ継続的な配当を実施していくことを基本的な方針とし、内部留保資金の充実を図りながら、当該期の業績や財務状況等を総合的に勘案したうえで配当額を決定することを基本方針としている。
2025年3月期は、1株当たり配当金については年間配当85円(中間配当40円、期末配当45円)とし、配当性向は34.6%で目安の30%を上回った。2026年3月期については、連結売上高500億円を3年連続で上回り、一定の経営基盤を確立したことを踏まえ、株主還元に対する姿勢を明確化した。すなわち、配当性向の目安を50%に引き上げ、年間配当125円(中間配当40円、期末配当85円)への大幅増配を実施した。2027年3月期も年間配当125円(中間配当60円、期末配当65円)を予定し、株主還元にも十分に配慮していると評価できる。
東証プライム市場の「情報・通信業」平均の配当性向は2024年3月期は47.2%、2025年3月期は35.8%で、業界平均の配当性向は毎年の業績変動に応じて大きく上下する傾向にある。一方、同社では従来より安定した配当性向に基づく配当を継続している。今後も配当性向50%を目安として、財務状況及び業績に応じた安定的かつ継続的な配当を実施する方針だ。同社では東証プライム上場企業として、引き続きガバナンス強化と情報発信の充実を図るとともに、中期経営計画に基づいて持続的な企業成長とさらなる企業価値の向上に取り組んでいる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)
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