*07:21JST 2日の米国市場ダイジェスト:米国株式市場はまちまち、利上げへの警戒感が後退
■NY株式:米国株式市場はまちまち、利上げへの警戒感が後退
米国株式市場はまちまち。ダウ平均は594.83ドル高の52900.07ドル、ナスダックは207.36ポイント安の25832.67で取引を終了した。
雇用統計を受けインフレ懸念が一段と後退し、寄り付き後、上昇。利上げ警戒感も緩和したほか、新四半期入りで投資資金の流入も支援しダウは終日堅調に推移し、連日で過去最高値を更新した。セクターロテーションが目立ち、ナスダックは売りに転じ、終日軟調に推移し、まちまちで終了。セクター別では不動産管理・開発が上昇した一方、半導体・同製造装置が下落した。
防衛会社のロッキード・マーチン(LMT)はアナリストの投資判断・目標株価引き上げに加え、カナダの防衛拡大計画が報じられ、売り上げ増加期待に買われた。同業のRTX(RTX)も上昇。エネルギーのコンステレーション・エナジー(CEG)は猛暑による売り上げ拡大期待に上昇。アルコール飲料などを扱う飲料会社のコンステレーション・ブランズ(STZ)は第1四半期決算が予想を上回る内容となり、通期見通しを確認したため、買われた。
ソフトウエアプラットフォームなどを提供するパランティア・テクノロジーズ(PLTR)はアナリストの投資判断引き上げで上昇。ソーシャルテクノロジー会社のメタ・プラットフォームズ(META)は、ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)がタウンホール会合で人工知能(AI)エージェント機能を巡り期待したほどの効果が見られない、と悲観的な見解を示したと報じられ、下落した。フラッシュメモリー、半導体部品製造・販売のマイクロン・テクノロジー(MU)やサンディスク(SNDK)はセクタ―入れ替えで利益確定売りが先行した。
ハセット国家経済会議(NEC)委員長は連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル前議長の留任は「異例」と批判した。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米6月雇用統計で雇用者数の伸びが予想を下回る
2日のニューヨーク外為市場でドル・円は161円64銭から160円64銭まで下落し、161円08銭で引けた。
米6月雇用統計で雇用者数の伸びが予想を下回り、減少となった2月来で最低となったため年内の利上げ観測が後退し、ドル売り戻しが優勢となった。また、米連休を前に当局の円安是正介入警戒した円買い戻しも続いた。
ユーロ・ドルは1.1395ドルから1.1473ドルまで上昇し、1.1435ドルで引けた。
ユーロ・円は183円94銭から184円44銭のレンジでもみ合い。
ポンド・ドルは1.3297ドルから1.3385ドルまで上昇した。
英中銀のマンMPC委員のタカ派発言でポンド買いが優勢となった。
ドル・スイスは0.8074フランから0.8010フランまで下落した。
■NY原油:続落、ホルムズ海峡経由の供給回復で上値重く
7月2日のNY原油先物8月限は続落。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物8月限は、前営業日比-0.09ドル(-0.13%)の68.49ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは67.05-68.80ドル。ホルムズ海峡を経由する原油輸送が回復し、UAEの輸出再開などで供給過剰観測が強まる中、米・イラン間接協議の進展も意識されて売りが優勢となった。ただ米原油在庫の取り崩し継続が下値を支え、下げ幅は限定的となった。通常取引終了後の時間外取引では主に68.4ドルを挟んだ水準で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 58.73ドル +0.37ドル(+0.63%)
モルガン・スタンレー(MS) 213.93ドル +2.07ドル(+0.97%)
ゴールドマン・サックス(GS)1021.00ドル +1.39ドル(+0.13%)
インテル(INTC) 120.35ドル -6.67ドル(-5.25%)
アップル(AAPL) 308.63ドル +14.25ドル(+4.84%)
アルファベット(GOOG) 356.18ドル -1.71ドル(-0.47%)
メタ(META) 582.90ドル -30.01ドル(-4.89%)
キャタピラー(CAT) 963.53ドル -27.88ドル(-2.81%)
アルコア(AA) 48.68ドル +1.20ドル(+2.52%)
ウォルマート(WMT) 111.84ドル +3.02ドル(+2.77%)
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