「三菱商事」「三井物産」「住友商事」大学別就職者数ランキング
【三菱商事、三井物産、住友商事】トップ3は東大・慶大・早大
学生に人気の商社から始めましょう。三菱商事、三井物産、住友商事の3社とも、東京大学、慶應義塾大学、早稲田大学がトップ3を占めています。「この3大学が3社全体の就職者数に占める割合は、東大が22.6%、慶應が19.7%、早稲田が17.1%で、合わせると約6割に達します」(井沢氏)。いわば3大学に行かないと商社に入れないようなイメージですね。過去には一橋大学が強い時期もありましたが、外資系コンサルティング会社などへ志向が移っているようです。
下位の大学では3社とも国立大学が多いです。「国立大学は研究環境が充実しているし、大学院修了の人も多いのでしょう」(井沢氏)。商社は取り扱っている商品が多岐にわたっているため、高度な専門知識が求められることから、入試でも多数の科目で受験した国立大生の方が有利なのかもしれませんね。
東京外国語大学や国際基督教大学(ICU)がランクインしているのも特徴的で、世界を股にかけたビジネスには、語学力も期待されていることがうかがえます。
※データは、各大学発表による2025年の企業別就職者数。東京大は「東京大学新聞」、京都大は「京都大学新聞」より判明分を集計した。東京科学大は理工学系のみ。大阪公立大は、統合前の大阪市立大と大阪府立大、大阪公立大の大学院修了者の合計人数。大学名横の*印は大学院修了者を含むことを表す。大学により、一部の学部・研究科を含まない場合がある。就職者数はグループ企業を含むことがある。大学通信の調査をもとに編集部作成。
*山川清弘著『教養としての三菱・三井・住友』(飛鳥新社)より一部抜粋して再構成。
【プロフィール】
山川清弘(やまかわ・きよひろ)/1967年、東京都生まれ。東洋経済新報社に入社後、記者として放送、ゼネコン、銀行、コンビニ、旅行など担当。『会社四季報プロ500』編集長、『会社四季報』副編集長、『週刊東洋経済プラス』編集長などを経て『株式ウイークリー』編集長および「会社四季報オンライン」編集部編集委員。著書に『世界のメディア王 マードックの謎』(今井澂氏との共著、東洋経済新報社)、『ホテル御三家 帝国ホテル、オークラ、ニューオータニ』(幻冬舎新書)など。
