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FiscoNews

【注目トピックス 市況・概況】連日の下落の反動やアドバンテスの急伸でAI関連株中心に買い戻される【クロージング】

*16:58JST 連日の下落の反動やアドバンテスの急伸でAI関連株中心に買い戻される【クロージング】
30日の日経平均は3日ぶりに反発。433.24円高の61867.43円(出来高概算30億株)で取引を終えた。朝方は前日の米ハイテク株安を映して売りが先行して始まり、日経平均は取引開始直後に61049.70円まで値を消した。ただ、好決算を発表したアドバンテス<6857>が急伸し、韓国総合株価指数(KOSPI)も大幅高となったことも投資家心理を上向かせ、前場終盤には62924.84円まで上値を伸ばした。ただ、日米の主要企業の決算発表が本格化しているため、業績動向を確認したいと考える向きが多く、積極的に上値を買い上がる雰囲気につながらなかった。また、後場に入り、KOSPIが再びマイナスに転じたことなどから、次第に買い見送り姿勢が強まり、上げ幅を縮めた。

東証プライム市場の騰落銘柄数は、値下がり銘柄が1000に迫り、全体の6割超を占めた。セクター別では、電気機器、その他製品、非鉄金属など5業種が上昇。一方、証券商品先物、銀行、その他金融など28業種が下落した。指数インパクトの大きい銘柄では、アドバンテス、東エレク<8035>、TDK<6762>、ファナック<6954>がおおむね堅調だった半面、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、コナミG<9766>、KDDI<9433>がさえなかった。

前日の米国市場では主要株価指数が揃って下落し、なかでもSOX指数が5%を超える急落となったことから、朝方は売りが先行して始まった。ただ、前日までの2日間で3500円近く急落しただけに押し目買いや値ごろ買いが入ったほか、短期筋による先物買いも加わり、日経平均も切り返した。また、市場予想を上回る決算を発表した韓国のサムスン電子は高寄り後マイナスに沈む場面があったものの、説明会で「主要顧客およびAIクライアント向けの先端プロセス注文に関する2ナノプロジェクトを獲得し、顧客向けの製品設計を現在進行中である」と報告したと伝わり、投資家心理も上向き、日経平均の上げ幅も一時1400円を超えた。その後は戻り待ちの売りなどが次第に増加した。

東証プライム市場の売買代金は前日に13兆2000億円と6月23日以来約5週間ぶりの高水準に達したため、いったんはセリングクライマックスも近いのではないかとの声も一部では聞かれている。さらに、キオクシアHD<285A>は6月22日の高値(112700円)から半値八掛け二割引きの水準(36064円)をきょうの安値(36020円)で下回ったことでAI関連株の調整は一巡したのではないかとの見方にもつながったようだ。ただ、日銀の金融政策の方向性など見極めたい要因も多く、引き続き変動率の大きな展開が続きそうだ。

<CS>

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