*07:38JST NYの視点:米7月コアCPIは5年ぶり低水準に鈍化予想&弱い雇用統計で9月FOMCは据え置き正当化へ
米国労働統計局は12日に7月消費者物価指数(CPI)を発表する。年内の利上げ観測が強まるなか、結果は重要な判断材料となる。
連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ判断するうえで特に注視しているコア消費者物価指数(CPI)は前年比+2.5%と 2021年3月来の低水準に鈍化が予想されている。
昨年の物価を引き上げた関税による波及効果も完全に織り込まれた。アパレルは6月のー0.6%に続き―0.4%予想。電化製品や家具などの価格も下落傾向にある。
トランプ政権が新たに導入した処方箋薬の割引政策「TrumpRx」、特に肥満治療薬GLP1などを巡り、処方箋薬の値下げも年内のインフレ圧力を緩めると指摘されている。
前回の連邦公開市場委員会(FOMC)で3名の参加者が中銀の2つの責務のうち、労働市場が安定を示す一方で、インフレは鈍化の兆候が見られず、リスクが上向きと説明し、利上げ主張し反対票に投じた。インフレ対処に焦点をあてる金融政策を支持するFOMCメンバーが増えると同時に、トランプ大統領は「米国の金利は世界中で最も低い水準になるべき」とし、利下げの圧力に直面するウォーシュ議長にとり結果が朗報となる可能性がある。
7月の弱い雇用統計に加え、CPIで予想通りインフレの鈍化が示されると、9月連邦公開市場委員会(FOMC)での金利据え置きを正当化すると見られる。
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