「3年後の成長予想ランキング」では6位にランクインしていたソシオネクスト(ホームページより)
AI半導体関連の企業の好決算が注目を集めるなか、売上は伸びているのに赤字という決算の企業もある。そのひとつが、AI半導体の設計を手がけるソシオネクストだ。注目度の高いAI・半導体に関連する日本企業42社の3年後までの利益成長率のコンセンサス予想をマネーポストWEBが一覧化した「3年後の成長予想ランキング」で同社は6位だったが、何が起きているのか。AI関連の先行投資や出荷時期の問題が響いたとされる決算の中身を読み解く。
売上は増加も営業利益は半減
ソシオネクストは、演算や通信など複数の機能を1つの半導体に集積したSoCを、顧客ごとの用途に合わせて設計する「カスタムSoC」を手がける。
2026年3月期は売上高が6.5%増えた一方、営業利益は50.6%減の124億円となった。営業利益率も前々期の13.3%から6.2%へ低下。同社はその要因として、製品の採算悪化や先行開発費などを挙げている。
今期第1四半期も売上高は前年同期比13%増の390億円だったが、営業損益は約7億円の赤字となった。製品原価率の上昇に加えて研究開発費も増えており、売上の増加を利益につなげられていない状態が続いている。
※本記事作成の一部に生成AIの技術を活用しています。
