*08:04JST 今日の為替市場ポイント:本日もドル高・円安圧力と、円安阻止警戒との綱引きが続きそう
28日のニューヨーク外為市場でドル・円は156円85銭から157円60銭まで上昇し、157円41銭で引けた。イラン提示のホルムズ海峡を再開する案をトランプ米大統領が拒否したとの報道で原油価格が上昇、さらに、米9月ダラス連銀製造業活動が予想を上回り、利上げを織り込む長期金利上昇に伴いドル買いが優勢となった。その後、イランとの交渉進展で、米が対イラン制裁緩和や凍結資金解除の用意があると、中東メディアが報じ、原油価格の伸びが鈍化しドル買いも一段落した。
本日9月29日の米ドル・円は方向感を探る展開か。米長期金利の高止まりが引き続きドルを下支えする一方、先週末の日米首脳会談や日米財務相会談で示された円安是正圧力が上値を抑える構図が続いている。中東情勢を巡っては、トランプ大統領の対イラン制裁緩和への前向きな姿勢が伝わり原油価格が乱高下しており、原油相場を通じた金利・ドルへの波及に注意が必要だ。通貨オプション市場では週明けのレンジ突破を見込んだオプション買いも観測されており、157円を挟んだこう着が崩れれば値が走りやすい。当面は日米金利差を意識したドル高・円安と、政府・日銀による円安阻止警戒との綱引きが続きそうだ。
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