*08:24JST 今日の為替市場ポイント:157円前後を中心とした神経質なこう着が続きそう
2日のニューヨーク外為市場でドル・円は156円95銭まで下落後、157円92銭まで上昇し、157円87銭で引けた。米9月雇用統計で非農業部門雇用者数が予想を下回つたほか、失業率の予想外の上昇で、労働市場の減速懸念に10月連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利上げ観測が後退し、ドル売り戻しが優勢となった。主要7カ国(G7)による原油とディ―ゼル燃料緊急備蓄放出決定で原油価格の下落もドル売りを支援した。その後、米シカゴ連銀のグールズビー総裁が労働市場が安定しており、中銀の2つの責務のうち依然「インフレが問題」と指摘し、10月会合では全ての決定を除外しないとしたためドル買いが再開した。
本日10月5日の米ドル・円は方向感を探る展開か。労働市場の減速懸念から10月の米利上げ観測が後退しており、ドルの上値を抑える要因となっている。一方、中東情勢を巡る緊迫化で原油価格が高止まりしており、米インフレ圧力が意識されやすい点はドルの下支えとなる。日米双方の要人から円安けん制発言が相次ぐ中、158円台では政府・日銀による為替介入への警戒感が意識されやすい。市場では米ドル・円が158円台に定着できず上値が重いとの見方や、主要クロス円に下落余地があるとの指摘も出ており、157円前後を中心とした神経質なこう着が続きそうだ。
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