*08:25JST 米利上げ観測の後退を背景に上昇した米国市場の流れを映してリスク選好ムードに
[本日の想定レンジ]
2日のNYダウは250.40ドル高の51176.96ドル、ナスダック総合指数は319.26pt高の27190.86pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比1260円高の69910円だった。5日は米国の追加利上げ観測の後退を背景に2日の米国市場が上昇した流れを受け、半導体・人工知能(AI)関連株中心に買いが優勢となることが想定される。2日の東京市場は、前日までの上昇の反動から利益確定売りが出たほか、米雇用統計を前にした持ち高調整売りも出て、日経平均は3日ぶりに反落した。ローソク足は、寄り引けほぼ同値の小陰線から上下にヒゲを伸ばす十字線を形成した。足元の売り買い拮抗を示唆したものの、これまで上値抵抗線として意識された75日移動平均線(66764円)を下回ることなく推移し、抵抗帯を上放れ、上昇基調継続への期待が高まりそうだ。2日の米国市場は、主要株価指数が上伸した。この日発表された9月の雇用統計で、非農業部門就業者数が前月比29000人増と、伸びが8月の133000人から急減速したほか、市場予想(90000人増)を大幅に下回った。これを受け、10月の米連邦公開市場委員会
(FOMC)で政策金利を据え置くとの見方が強まり、買いが優勢となった。なかでもSOX指数が2.4%高と大きく値を上げており、東京市場にも好影響を及ぼすだろう。ナイトセッションの日経225先物は一時70000円の大台を回復するなど大幅に上昇しており、5日の東京市場は半導体・AI関連株中心に値を上げる銘柄が増え、日経平均は
70000円の大台を回復する場面もあるだろう。また、先進7カ国(G7)が石油備蓄の協調放出を決めたことを背景に原油先物相場が下落したことも投資マインドにプラスに働く可能性がある。ただ、米国の追加利上げ観測が後退したとはいえ、米長期金利は5.2%台で高止まりしているため、引き続き金利動向には警戒が必要だろう。
一方、5日には臨時国会が招集され、高市早苗首相の所信表明演説が行われる。防衛やサイバーセキュリティなどテーマ株は個別に注目が集まる可能性がある。上値のめどは、心理的な節目の71000円や7月1日高値の71692円、心理的な節目の72000円、
6月22日高値の72831円。下値のめどは、心理的な節目の69000円や68000円、67000円、75日移動平均線の66764円などが挙げられる。
[予想レンジ]
上限70500円-下限69000円
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