*08:43JST セキュリティ関連などの材料株への物色に
8日の日本株市場は、米株安の流れから売り優勢の展開が見込まれるなか、売り一巡後の底堅さを見極めつつ、押し目狙いのスタンスに向かわせそうである。7日の米国市場はNYダウが341ドル安、ナスダックは61ポイント安だった。米長期金利の指標とされる米10年債利回りが一時24年ぶりの高水準をつけたことが重荷になった。シカゴ日経225先物は大阪比510円安の69850円。円相場は1ドル=157円90銭台で推移。
シカゴ先物にサヤ寄せする形で、売りが先行することになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで日中比80円安の70280円で始まり、一時69210円まで下落幅を広げる場面もみられ、日中比570円安の69790円で終えている。足もとで支持線として機能していた上向きで推移するボリンジャーバンドの+2σを割り込んでおり、短期的には売り仕掛け的な動きが入りやすいとみられる。
昨日はアドバンテスト<6857>や東京エレクトロン<8035>、キオクシアHD<285A>など指数インパクトの大きい半導体やAI(人工知能)関連株の一角が軟調だったことが日経平均株価の重荷になっていた。7日の米国市場では前日に最高値を更新していたナスダック指数は6日ぶりに反落し、フィラデルフィア半導体(SOX)指数も5日ぶりに下落していることで、半導体やAI関連株へは利益確定の売りが入りやすいだろう。まずは売り一巡後の底堅さを見極めることになりそうだ。
ただ、9月半ば以降の強いリバウンド基調が続くなかで、短期的な過熱感は警戒されていた。そのため、目先的な調整においては押し目待ち狙いの買いが意識されやすいところである。そのため、ハイテク株が上げ一服をみせてくるようだと、相対的に出遅れている内需系の銘柄への物色に向かわせやすいほか、個人主体の資金は強い値動きを続けている中小型株の一角に集中してくる展開も意識される。相次ぐ情報漏洩を背景にセキュリティ関連の材料株への物色に向かわせよう。
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