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FiscoNews

【注目トピックス 市況・概況】米半導体株安を受け売り先行スタートも押し目買い意欲強く戻り歩調に【クロージング】

*16:27JST 米半導体株安を受け売り先行スタートも押し目買い意欲強く戻り歩調に【クロージング】
19日の日経平均は反落。407.59円安の64916.70円(出来高概算20億6000万株)で取引を終えた。16日の米半導体株安を映して、東京市場でも半導体・人工知能(AI)関連株中心に売りが先行し、日経平均は反落スタート。前場の早い段階で63831.78円まで下押し、取引時間中としては9月17日以来約1カ月ぶりに64000円台を割り込んだ。ただ、急ピッチの下げの反動に加え、時間外取引でのナスダック100先物が上昇し、米原油価格も1バレル=97ドル台へと上昇一服していることで投資家心理が改善した。また、朝安の韓国総合株価指数(KOSPI)が切り返したことも好影響を与え、日経平均は朝方の売りが一巡すると、じりじりと戻り歩調に転じ、後場終盤には65067.80円まで値を戻した。

東証プライム市場の騰落銘柄数は、値下がり銘柄が870を超え、全体の5割超を占めた。セクター別では、鉱業、海運、石油石炭など21業種が上昇。一方、非鉄金属、電気機器、繊維製品など12業種が下落した。指数インパクトの大きい銘柄では、リクルートHD<6098>、ベイカレント<6532>、キオクシアHD<285A>、KDDI<9433>が上昇した半面、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、イビデン<4062>が下落した。

16日の米国市場では主要株価指数がそろって下落。原油高が一段進んだことに加え、米コアウィーブ株が再び急落した影響で、半導体株の下落が大きく、SOX指数が4%近く急落した。この流れを背景に東京市場でもAI関連株中心に売られ、日経平均の下げ幅は一時1400円を超えた。ただ、心理的な節目の64000円を下回ると押し目を拾う動きが出た。また、メタ・プラットフォームズやテスラなど大手企業の決算発表が今週に予定されていることもあり、売り一巡後は戻り歩調に転じた。このほか、薬品や商社、小売などディフェンシブ株や内需株などに投資資金がシフトしていた。

再びコアウィーブ発の不安が浮上した格好だ。コアウィーブの株価下落などが続く場合は、不透明感を一段と強める可能性もあるだけに、目先は警戒が必要だろう。ただ、ディフェンシブ株や内需株などの動きをみると、全体感としてはあくまで大手企業の決算発表を見極めたいとのムードが強い印象だ。選別的にはなるだろうが、幕間つなぎ的な物色を狙いたい。

<CS>

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