*16:22JST 日経VI:上昇、AI・半導体株安や原油高を警戒
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は20日、前日比+0.95(上昇率3.04%)の32.18と大幅に上昇した。なお、高値は36.97、安値は32.18。前日19日の米国株式市場はまちまち。人工知能(AI)インフラ投資に関する過剰負債への懸念が後退したことなどを受け、ハイテクの回復でナスダックは終日堅調に推移した。ダウは金利高や低調な住宅市場指数を嫌気し続落し、終盤にかけて回復したがプラス圏を維持できず終了した。こうした中、今日の東京市場は売りが先行した。米ハイテク株高の流れは限定的で、国内AI・半導体関連株の一角が売られたほか、原油価格の上昇やインフレ懸念による世界的な金利上昇も重荷となり、日経平均は前場に下げ幅を一時1100円超に拡大した。その後は海外投機筋とみられる先物への買い戻しで下げ渋る場面もあったが、後場は再び下げ幅を広げ、日経平均は続落で取引を終えた。市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが強まり、日経VIは取引時間中は昨日の水準を大きく上回って推移する場面があった。ただ、取引終了にかけては上昇幅を縮小した。
【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
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