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【注目トピックス 市況・概況】米AI関連株高を映して買い戻しの動きが強まり63000円台回復【クロージング】

*16:28JST 米AI関連株高を映して買い戻しの動きが強まり63000円台回復【クロージング】
27日の日経平均は大幅反発。1078.72円高の63268.37円(出来高概算22億4000万株)と21日以来4営業日ぶりに63000円台を回復して取引を終えた。前日の米国市場で半導体・人工知能(AI)関連株が買われた流れを受けて、東京市場でも同様にAI関連株中心に値を上げる銘柄が増え、日経平均は前場中盤には63684.69円まで上値を伸ばした。ただ、今後始まるハイパースケーラー(大規模クラウド事業者)や国内半導体関連企業の決算を確認したいと考える投資家も多く、買い一巡後は様子見ムードが強まり、もみ合い推移となった。

東証プライム市場の騰落銘柄数は、値下がり銘柄が800に迫り、全体の5割を占めた。セクター別では、非鉄金属、電気機器、銀行、ガラス土石など15業種が上昇。一方、不動産、医薬品、陸運、鉱業など18業種が下落した。指数インパクトの大きい銘柄では、アドバンテス<6857>、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、イビデン<4062>が買われ、この4銘柄で日経平均を約1009円押し上げた。半面、リクルートHD<6098>、第一三共<4568>、中外薬<4519>、ファーストリテ<9983>が下落した。

AI開発大手のアンソロピックは26日、新規株式公開(IPO)申請の内容を公表した。米コアウィーブショック以降、ハイテク株の先行き不透明感が強かったなか、アンソロピックの目論見書の開示がAI市場への期待再燃につながり、26日の米国市場では、AI関連株中心に買いを誘った。この流れが東京市場にも波及し、関連銘柄中心に買い進まれ、日経平均の上げ幅は一時1400円を超えた。また、前日までの3営業日で2400円超下落していたこともあり、自律反発を狙った買いも入った。一方、このところ、AI関連株を避けた資金は医薬品や小売、不動産、建設といった内需株などに向かっていたが、本日はこれら銘柄には利食い売りが出て、値を消す銘柄が目立っていた。

イーロン・マスク氏が「AI向けクラウドサービスに特化したネオクラウド業界は大幅な再編や倒産に直面する可能性があると発言した」と伝わるなど、新興AI企業の信用不安は依然くすぶっている。国内企業についても、主要AI企業需要拡大から業績拡大が続くのか落ち着いて確認する必要があるとの声も多い。まずはあす引け後に予定されているアドバンテストの業績を見定めたいところ。

<CS>

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