*14:49JST 東陽テクニカ---放射線測定装置メーカーのアロカを完全子会社化、M&Aで成長加速へ
東陽テクニカ<8151>は、10月29日開催の取締役会において、アロカ(東京都武蔵野市)の全株式を取得し子会社化することを決議したと発表した。取得価額は相手先の意向により非開示だが、株式譲渡実行後に改めて開示するとしている。
アロカは、官公庁や自治体、医療機関、研究機関等を主要顧客とする放射線測定装置の専門メーカーで、技術力とブランド力を背景に主要製品領域で高い市場シェアを持つ。原子力発電所及び関連施設における安全管理、医療・核医学分野における放射線利用、防衛・国土安全保障における放射線検知、法令に基づく点検・校正・更新等の需要を背景に、中長期的な事業機会の拡大が期待されるとして全株式の取得を決定した。アロカの2025年12月期業績は、売上高7,936百万円、営業利益948百万円、当期純利益587百万円。
東陽テクニカは、2027年9月期を最終年度とする中期経営計画“TY2027”においてM&Aを成長戦略の重要施策と位置づけている。本株式取得により、アロカは同社グループで最も事業規模の大きい子会社となり、“TY2027”で掲げる成長を加速する新規事業の獲得、自社開発製品及びリカーリングビジネスの推進、海外事業の拡大にも大きく貢献するとしている。
今後はグループのリソースを活用し、アロカ製品の海外市場進出・拡大に加え、放射線を使った次世代のがん治療への貢献や、AIデータセンター等の電力需要逼迫対策として期待される核融合発電施設に必要とされる新製品の開発も目指す。
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