安いだけでなく、品質も改善されて注目のスーパーのPB(プライベートブランド)商品。食料品ならNB(ナショナルブランド)の商品を買うよりも、20品目で1500円も安く買い物ができるともいわれている。そんなPB商品をうまく活用する方法を、専門家に聞いた。
「パッケージの裏側」をチェックせよ
PB商品のパッケージの裏側には、多くの商品で製造元が表示されている。この情報が大切だと言うのは、流通ジャーナリストの渡辺広明さん。
「西友やイトーヨーカドーのPBには製造元が明記されているものが多い。明記されていないスーパーのものでも、PBは製造元が大手有名メーカーやOEM(他社ブランドの製造を請け負うこと)専用メーカーであり、一定程度の品質は保証されていますが、メーカー名が記載されている商品の方がお客に安心を与える側面があると思います」
例えば西友のPBが販売する冷凍食品の『ミックスピザ3枚』は、製造元がマルハニチロで、カップ麺の『カレーうどん』は日清食品が製造元と明記されている。