閉じる ×
投資

大化けする銘柄の傾向とは? 意外と身近な「テンバガー」

大化けする銘柄の探し方とは

大化けする銘柄の探し方とは

kabumado1704

「テンバガー(10倍株)を見つけるには、まず自分の家の近くから始めることだ」——これは、アメリカの伝説的なファンド・マネージャー、ピーター・リンチの言葉です。投じたお金が10倍に膨れ上がるなんて、投資家なら一度は夢見るでしょう。でも実は、身近なところにこそ「テンバガーの卵」が隠れているのです。

第二のユニクロを探せ!

kabumadopc_09-02

誰もが知っているテンバガーたち

 日本を代表するテンバガーといえば、「ユニクロ」のファーストリテイリング<9983>です。1998年11月28日のユニクロ原宿店オープン当日、筆者は開店前の大行列に並んだひとりでした。

 当時のユニクロを象徴する「フリース」が、オープンと同時に飛ぶように売れていきました。ひとり2枚や3枚は当たり前といった様子で、次々に買い物カゴに放り込まれていく様子を見て「ものすごい会社だ!」と驚いたことを、いまでも鮮明に覚えています。

 と同時に、こんな悔恨の声が頭の中に聞こえてきます。「あのとき、ユニクロ株を買っておけば……」。同社の株価は、1998年の安値から、2015年7月には約236倍に上昇しました(本記事ではすべて株式分割・統合など調整後の株価で算出しています)。

kabumado_09-2

 ほかにも、ヤフー<4689>、ニトリ<9843>、「すき家」を展開するゼンショー<7550>など、いまでは誰でも知る企業も80倍を超えるテンバガーとなりました。このことからも、テンバガーは必ずしも「大穴」ではないことがわかります。

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。