座席のリクライニングはどこまで倒してよいものか
長時間乗車することの多い新幹線では、多くの乗客が座席のリクライニングを倒して利用している。とはいえ、座席を倒すと座り心地がよい反面、後ろの座席の人とちょっとしたトラブルになることも珍しくない。新幹線の利用者は「座席倒し」についてどんな経験があるのか？
ネットで大きな話題になったのは、お笑い芸人の小籔千豊が今年3月につぶやいたツイートだ。小籔は新幹線に乗って最大までリクライニングを倒していたところ、怒られたそうで、
〈新幹線のリクライニングを倒してもいい角度までしか倒れない椅子にしていただけないでしょうか マックス倒したら怒られました 怖くてどこまで倒してよいかわからないよ 倒せるけど怒られるグレー角度を存在させないで 基準ちょうだい マックス倒していいと思ってた〉
と問題提起。さらに、ハートマーク付きで〈倒してよい角度おせーて〉と問いかけた。これに対し、Twitter上には〈ひと言断れば、いくら倒してもOK〉〈怒る人がいるのか〉〈マックスはやり過ぎ〉など、さまざまな意見が寄せられた。
上述の議論では、「後ろの人に断る必要はない」という意見も多かったが、広島に単身赴任中で、東京と広島を月2回往復する生活を送る40代男性・Aさんは、「やはり一言断るべきだ」と主張する。
