家計

秋の大型値下げ 底値、交通費など考慮すべき3つのポイント

値下げショッピングの3つのポイントを紹介

値下げショッピングの3つのポイントを紹介

 スーパーやコンビニが相次いで値下げを発表している。充実のプライベートブランドから、大手メーカーの実用品まで多いところでは1000種類以上が対象となっている。ただし、安いからといってすぐに飛びつくのは禁物。値下げショッピング虎の巻を「節約の賢人」、公認会計士で税理士の松岡由起子さんが解説する。

■底値は常に意識して

 価格を気にするのは値下げの時だけではない。

「“通常○円で売られているという慣習感覚や自分がよく買う商品の底値は○円”といった金銭感覚を持つことをおすすめします。そうすると店頭でどのくらいお得なのか、わかりやすいです。いつも190円で購入する商品が160円で売られていたら、“30円も安いから買おう”とか、200円なら“もっと安いお店があるからやめよう”と判断できます」(松岡さん。以下「」内同)

■「ワゴン」「抱き合わせ」は危険

 消費者の心理をついた店の戦略にのらないことも重要だ。たとえばワゴンに大量に山積みされた商品。「人気No.1」と札が下がっていると、ついつい手を伸ばしたくなるが…。

「これをバトンワゴン効果といい、人気があってみんなが買っているとわかったら、興味がなくても買いたくなってしまう心理です。そのほかには、単品より複数個買うと割引される “抱き合わせ価格”も、お得だと思ってつい買いたくなります。でも本来は1つでいいのに2つ買うわけですから、支出は増えます」

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