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クリーニングから戻ってきた服、ビニールカバーは外すべき?

【Q】クリーニングから戻ってきた、娘の制服のスカートのプリーツがなくなっていました。やり直してもらえるのでしょうか。(45才・主婦)

「受付のときにプリーツスカートとして、フレアスカートよりも高い料金が設定されているはず。プレスもするのが前提になっています。特にウール100%の制服の場合は、プリーツがとれやすい。お願いした店で、きちんと説明すれば無料でやり直してくれるはずです」(洗濯家・中村祐一さん)

【Q】クリーニングから戻ってきた服には「ビニールカバー」が掛かっていますが、そのままにしておいても大丈夫ですか。(50才・主婦)

「以前より品質がよくなっているので、ビニールによる変色は減っています。でもこれからの季節は要注意。カバーの中と暖房を効かせた室温との温度差で、結露が起こり、カビの原因になることも。それに、受け取ったときに仕上がりをチェックすれば汚れが落ちているかどうかもわかるので、服を受け取ったら外した方がいいですね」(中村さん)

 大抵のことはお任せできるクリーニング店だが、大きな悩みを抱えているという。長期間預けたままの放置品だ。前出・小野さんが話す。

「今年8月に、全国のクリーニング店427業者にアンケートしたところ、約9割の店で引き取られずに、長期放置されているものがあることがわかりました。これらはお客様の物なので、店側が一方的に処分できません。大変なスペースをとってしまい、困っている業者が多いようです」

 細やかな相談に乗ってもらうには、信頼関係の構築が必須。預けたら、期日までに取りに行くということもクリーニング店を賢く使う鉄則だ。

※女性セブン2017年11月9日号

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