投資

ビットコインを買った税理士の末路 繰り返されるサインとは

トレードの技術は普遍

 真面目な税理士がビットコインを買ったことから、バブル崩壊の歴史を繙き、ビットコインのリスクについてお伝えしました。しかしながら、この混沌としたマーケットにも唯一普遍の事実がある、ということも覚えておいてください。

「変動」があるところにトレーダーは集まります。株が動かなければ為替へ。為替が動かなければコモディティ(金)へ。そしていま激しく変動し、税制も整備されていないビットコイン(仮想通貨)へ。

 その「変動」は、人の「上がる(だろう)」「下がる(はず)」といった「思い」によって形成されています。最近ではアルゴリズム・トレード(プログラムされたシステムトレード)も影響力を持ちつつありますが、設計しているのは人です(いまのところ)。そして、そうした人の「思い」を可視化したものが「チャート」です。

 だから、チャートを読み解くためにトレーダーはトレンドラインを引き、チャート形状を分析し、ローソク足の位置を把握し、日柄を数えます。つまり、ローソク足が誕生した江戸時代から現代に至るまでトレードの技術は普遍であり、チャートはいつだって活用できる「マーケットの地図」なのです。

真面目な税理士に共感したあなたへ

 これから株式投資や為替(FX)、そしてビットコインなどの仮想通貨をはじめようとしている方には、ぜひとも金融や投資・トレードといった基礎を勉強したあとに「リング」に上がってほしいと思います。

 マーケットは戦場、戦う相手はプロです。そう、ただクリックするだけで参加できますが、あなたが立っているところは紛れもなく「戦う場所=リング」なのです。

「それじゃ間に合わない!」「いますぐ買わなきゃ!」と焦っているあなたへ。マーケットは逃げも隠れもしません。

 価格は永久には上がり続けません。しっかりと学んでから参加しても十分間に合います。無駄な損失を出す必要なんてありません。遅すぎるなんてことは決してないのです。いまから一から勉強し、万全の状態でリングに上がりましょう。

※「株の窓口」より
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【著者プロフィール】
川島寛貴:かわしま・ひろたか
金融投資情報サイト「みんなの株式」に創業メンバーとして参画し、多くの億トレーダーやアナリストから金融・投資に関する知識やテクニックを得る。現在はIEYASU株式会社を創業し、無料の勤怠管理システムを手がける。投資アドバイザーとしてセミナー講師などもこなす通称「為替王子」。

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