カリスマトレーダー池辺雪子 億の極意

フィボナッチの法則通り動くドル円相場 今後の見通しは?

 米ドル円相場は、9月8日の安値107.31円から11月6日の高値114.75円まで、7.44円幅上昇しましたが、1ドル=111.88円という価格は、その上昇値幅に対する38.2%の押し目価格です。もちろん計算上の価格と、実際の価格に若干の誤差はありましたが、わずか0.03円の誤差です。

 また、11月23日の安値である1ドル=111.055円は、フィボナッチ50%押し目価格と比べて0.025円の誤差でしたので、その価格で止まり0.3円リバウンドしたということです。

 そして原稿執筆時点では、1ドル=111.50円あたりを推移していますが、1ドル=111.055円を下抜けたら、フィボナッチ61,8%の押し目価格である、1ドル=110.16円を私は意識します。

 このように私はテクニカルツールを使い、相場を読み切り、利益を獲得し続けています。

米ドル円の窓埋めはまだ先?

 今後の米ドル円相場についてもお伝えしておきましょう。今後の米ドル円相場を見極める上で、1つ私が意識しているのは、1ドル=108円近辺に開いている「窓」です。

 私は20年間、「窓」を検証し続けましたが、埋められない窓は1つもありませんでしたので、この窓に関しても、いずれ必ず埋められると考えられます。「米ドル円相場はいずれ必ず108円台まで下落する」ということです。

 では、この窓はいつ埋められるのでしょうか?

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