カリスマトレーダー池辺雪子 億の極意

3月の日経225、「彼岸天井」と「彼岸底」どちらを目指すか

3月の日経225はどう動くか?

 3月は多くの日本企業が決算期を迎え、配当金目当てに取引するトレーダーも少なくない。こうした時節柄を踏まえて、今後の相場動向がどういった傾向になる可能性があるのか、カリスマ主婦トレーダーとして知られる池辺雪子さんが解説する。

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 日経225(以下全てくりっく株)に関して、まずは私がトレードをする上で意識している2つのポイントについてお伝えしておきます。

 その2つのポイントとは「スプレッド」と「窓」です。

 あなたはトレードをする際、「スプレッド」に意識を向けていますか? 実は、「今、相場がどのような状況にあるのか?」ということを判断したければ「スプレッド」の確認が1つの判断材料になります。

 スプレッドがあまりに開きすぎている場合、「相場状況が平常時とは異なる」と判断できます。

 例えば、くりっく株の日経225証拠金取引において証拠金が引き上げられることがアナウンスされてから、日経225の相場においてスプレッドが100円程度開いていましたが、やはりその頃の相場は、通常の値動きとは異なる動きをしていませんでした。

 一方、ここ最近の日経225を見ていると徐々にスプレッドが縮まってきているので、相場状況が落ち着いてきていると捉えることができます。

 このように、スプレッドが相場状況を判断するための1つのポイントになり得るので、トレードをする際に、「スプレッドがどれだけ開いているのか?」ということも1つ意識されてみてください。

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