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収録したのに放送されず… 芸人が経験した「お蔵入り」の様々な理由

さまざまな理由でお蔵入りとなるケースがあるという

 テレビ番組などで、せっかく収録したのに、なんらかの理由で世間の目に触れないまま放送が中止となる「お蔵入り」は、どんなケースで起こるのか。また、その場合、出演者のギャラはどうなるのか。

 大手芸能事務所を一度やめたことがあるAさんは、芸歴15年の売れない芸人。これまで何度も「お蔵入り」を経験したことがあるというAさんは、こう振り返る。

「当時、一発屋芸人を何組も輩出していたネタ番組の収録をしたことがあります。ちょうどそのときに、所属事務所ともめて退社することに……。大手事務所という後ろ盾がなくなったせいか、お蔵入りになりました。ただ、収録はしたということでギャラは3万円振り込まれました」(Aさん、以下同)

 このように、お蔵入りの理由は「面白くなかった」以外に、“大人の事情”ということもあるようだ。Aさんによれば、とくに大変だったのは2011年3月ごろに放送予定だったものだったという。

「東日本大震災によって、収録したバラエティ番組は、ほぼお蔵入りになりました。もちろん私だけでなく周囲も同じ。このときは、自然災害によって仕事がなくなるなんて……と呆然としました」

 ほかにもAさんの周囲には、様々な理由でのお蔵入りがあったという。

「液体に足をいれて角質を取る映像を撮影したが、あまりにも角質が取れすぎて、絵的に汚くなってしまったのでお蔵入り」
「売れない芸人が占いを頼まれたが、スタッフが想定していた結果と違う占い結果が出たためお蔵入り」
「ネタ番組で、コントの中で『口が臭い』というワードを出したために、スタッフから『その言葉で傷つく人がいるかもしれない』という“待った”がかかってお蔵入り」

 ……このように、出演者側からすると、理不尽とも思える理由でお蔵入りになることは頻繁にあるようだ。

 ただ、お蔵入りでもギャラは引かれることはほぼなかったそう。売れない芸人たちにとっては、不幸中の幸い?だったのかもしれない。

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