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相続会議の決定事項 親の財産など後で変更するにはどうしたらいいか

相続会議が終わった後に遂行しなければならないこと

親の財産の増減があった場合はどうすればいい?

 家族会議をしたときは、自宅で生活し続けるつもりだったが、介護が必要になったため、家を処分してそのお金で老人ホームに入った。あるいは生活費や医療費がかさみ、預貯金が減ってしまった、などということは起こり得る。こういった場合は再度、家族会議を開いて、遺言書を書き換える必要がある。

 親が死んだ後に発覚すると対処が難しくなるので、親の財産の変化にいち早く気づけるよう、さり気なく親に近況を聞くなど、情報交換を続けておくべきだ。また、親には財産の増減があったときは子供たちに報告するよう頼んでおこう。

相続の変更を訴えたいときは?

 一度は合意したものの、あとになってやはり「自分は損をしている」と、不満を抱くケースもある。

 親が存命中であれば、遺言書は何度でも書き換え可能なので、変更は可能だ。ただし、それには親や他の兄妹を説得して、再度、合意を得る必要がある。一度合意した“契約”を覆す以上、手間がかかることは覚悟しなければならない。

 一見「開くのが難しそう」「面倒臭そう」と思える生前家族会議だが、手順を踏んでいけば死後に揉めるよりはるかに楽な「相続」ができる。

※週刊ポスト2018年6月15日号

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