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月3万円の積立で3000万円貯まる「世界経済投資」の魅力

2018年8月8日 17:00

世界経済への積立投資の効果は

 寿命の伸び、人口の減少、年金受給額の減額、社会保障の目減り、所得の伸び悩みと現役世代は将来の生活不安が尽きない。USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)マーケター兼個人投資家の秋山哲氏は、著書『お金からの解放宣言』(かんよう出版)で、誰にでも労力をかけずにできる世界経済全体への投資で将来に備えることを薦めている。世界経済への投資の魅力について、秋山氏が解説する。

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 老後資金の確保を考えるうえで、様々な投資先が選択肢に上るが、成長性とリスクの大きさを勘案したうえで私が最適だと考えるのが、長期的に成長必至の世界経済全体への投資だ。

 世界経済の50%以上を占める先進国23か国のインデックス株に投資していた場合、2017年までの過去20年間で元本は2.5倍になっている。もちろん、今後の20年間が同じリターンになるとは限らないが、この過去20年間のリターンは保守的なものではないだろうか。

 先進国の株価は経済(国内総生産)と98%相関している。要するに、株価の変動は98%経済と連動しており、経済が成長すれば株価は上昇するということだ。経済成長は労働人口と労働生産性によって決まる。今後の世界人口が成長していくことは、現在の出産可能年齢の人口や医療技術の進歩などを考慮すると明白だ(国連も20年後の2038年には世界人口が91億人〈2015年:74億人〉に増加すると推計している)。また、労働生産性は人間の成長欲求に根付いているもので、お金と共に職業が誕生してから存在する成長欲求が減退していくことはないと考えるのが妥当だろう。

 今後20年間の世界経済におけるリスクは、人口の老年化による生産性の成長鈍化だが、逆に、IoT(モノのインターネット)やAI(人工知能)の技術進歩で生産性が向上する可能性の方が高いだろう。また、金融経済の増加も大きな機会だ。こうしたリスクや機会の中で、歴史的な大暴落を招いたリーマンショックの影響を最も強く受けた過去20年間のリターンを見ると、やはりそれは本来のポテンシャルより低く見られていると言っていいだろう。

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