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平成最後の夏とともに消えゆくもの ドカベン、丸栄、きょろちゃん…

 40年以上前、連載が始まった頃に私は新宿の喫茶店でウエートレスをしていて、作者の水島新司さんはそこの常連だった。虚無僧のような雰囲気の水島さんがコーヒーを受け取るときの「あ、どうも」という優しい声は今でも耳に残っている。あれから約半世紀……。わが身にも流れた歳月が恐ろしい。

 名古屋では、江戸時代から約400年続いたデパート「丸栄」が6月に閉店した。「名古屋パルコ」や「JR名古屋高島屋」の便利さと勢いに押されての撤退だとか。第一、若い人は服にお金、かけないもの。給料の半分は服代に消えてた」と言うのは40代以上で、そんな“武勇伝”を20代に聞かせようものなら、「意味わかんない」と思いっきり軽蔑される。

 そういえばここのところ「2年後、東京五輪が終わったら日本はもっと変わる」という声を聞く。この夏の「最後」や「製造中止」「閉店」はその予兆? やめてっ!

※女性セブン2018年9月13日号

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