マネーポストWEB「マネーポスト」公式サイト

暮らしのマネー

夫婦の年金「繰り上げ・繰り下げ」、何才まで生きたら得?損?

2018年10月23日 16:00

 現在の年金制度は、原則、「65才」から年金を受け取り始めて、死ぬまで受け取れる。一部の世代だけは「60~64才」でも部分的に年金を受け取れるが、あと数年でそんな特例制度も終わり、一律65才での受給開始になる。

 そうした中で受給を開始する時期を60~70才の間で自由に選ぶことができる年金の「繰り上げ、繰り下げ」制度だ。この制度を選択すると、年金額も変化する。「年金博士」こと、ブレインコンサルティングオフィスの北村庄吾さんが語る。

「繰り上げは、通常より早く受け取れる代わりに年金額が減額されます。反対に、繰り下げは本来受け取れる時期より遅くもらう代わりに年金額が大幅にアップします」

 繰り上げは「1か月ごとに0.5%」ずつ、1年で6%減額される。仮に、5年間繰り上げて60才から受給すると、受給額は「0.5%×12か月×5年=30%」の減額だ。

 一方、繰り下げは「1か月ごとに0.7%」ずつ、1年で8.4%の増額となる。最大の70才まで繰り下げると受給額は「0.7%×12か月×5年=42%」もの増額になる計算だ。

「繰り下げをすると、超低金利の現代では驚くほどの“高い利率”で、年金額が増えていきます。数字だけ見るとこれはかなりオイシイように見えますが、70才に繰り下げた人が69才で亡くなったら、一銭も年金を受け取れずに大きく損をすることになります。

 それならば、繰り上げて早めに受け取っておけばいいかというと、そうとも限りません。もし女性の平均寿命(88才)まで生きたとすると、標準的な夫婦が生涯で受け取るトータルの年金額は『60才で繰り上げ受給開始』ならば約4622万円である一方、『70才で繰り下げ受給開始』ならば約6028万円です。平均寿命まで生きる夫婦が繰り上げて受け取ったら、最大約1400万円も損をするということなんです」(北村さん)

不動産売却の完全マニュアル

【2019年版】不動産一括査定23サイトを徹底比較!
【2019年版】不動産一括査定23サイトを徹底比較!
【無料】すまいValueで大手6社に不動産一括売却査定
【無料】すまいValueで大手6社に不動産一括売却査定

初心者向けFXや株、決済の記事まとめ

FXトラリピの成功者2人が語る「長期運用の秘訣」とは
クレカのポイントで株や投資信託を購入できる「ポイント投資」とは
FXで月22万円稼ぐ個人投資家の取引方法とは

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

SNSでマネーポストWEBをフォロー

  • facebook:フォローする
  • twitter:フォローする
ABJマーク

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号6091713号)です。

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

ABJマーク

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号6091713号)です。