住まい・不動産

“コーヒーの聖地”となった「清澄白河」の住心地は?

近隣には清澄庭園もあり自然も楽しめる

近隣には清澄庭園もあり自然も楽しめる

 住んでみたい街の理想と現実には、得てして大きな差があるものだ。憧れのあの街は果たして本当に素敵な街なのか? まったくノーマークだけど、実は住みやすい街は? 今回は「清澄白河(東京都江東区)」について、ライターの金子則男氏が解説する。

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 ファッションや音楽には時代ごとに流行り廃りがありますが、それは街でも同じこと。「今、この街が来ている」という街はコロコロと変わります。そんな街を都内で探すとなれば、その候補に確実に入ってきそうなのが清澄白河。2015年、カリフォルニア発の「ブルーボトルコーヒー」の一号店がこの地にオープンして行列を作るようになり、俄然注目されるようになりました。

 鉄道は都営大江戸線と東京メトロ・半蔵門線の2線。これが綺麗に十字に交差し、東西南北に鉄道が伸びているので、鉄道の便は非常に良好です。このあたりは地下鉄が密集していて、東京メトロ・東西線や都営新宿線までも大した距離ではないので、使い勝手は非常に良いです。しかも半蔵門線は、清澄白河駅で折り返す列車があり、都心方面に座って通勤することも可能です。

 道路状況も悪くありません。駅は清澄通りと清洲橋通りが交差する場所にあり、いずれも道幅は広く、酷い渋滞スポットではありません。駅近辺の道は複雑ではなく、首都高速の入り口までもすぐ。また、成田空港へのリムジンバスが出発する箱崎もすぐ近くなので、成田に行く際にはそちらを利用できます。

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