マネーポストWEB「マネーポスト」公式サイト

暮らしのマネー

老後マネー防衛 消費増税時の年金生活者支援給付金新設を見逃すな

2019年1月5日 7:00

申請を忘れて「得する年金」をもらい損ねると損をする

申請を忘れて「得する年金」をもらい損ねると損をする

 年金生活者にとって物価上昇は死活問題だ。今年10月に消費税率が10%に引き上げられると、確実に物価は上昇し、個人消費が落ち込むことが予想される。

 厚労省の標準モデル年金に近い月額22万円(夫16万円、妻6万円)の世帯の場合、物価が増税幅と同じ2%上昇すれば、実質的に、年間5万2800円分の年金価値の減額となる。

 それに加えて、消費の落ち込みがダブルで年金に影響する。企業業績が悪化し、実質賃金が下がるからだ。“年金博士”として知られる社会保険労務士の北村庄吾氏が解説する。

「年金には物価や賃金に応じて支給額を調整する制度があります。本来は物価が上昇しても年金生活者が苦しくならないよう、支給額も増えるのですが、マクロ経済スライド(※注1)の導入でこの機能が働かなくなった。しかも、消費増税のように現役世代の賃金アップが伴わない物価上昇が起きた場合、増税の数年後まで年金額が目減りしていく」

【※注1/物価や賃金の上昇に比例して増額される年金の給付水準を、社会・経済情勢に応じて自動的に抑える仕組み】

 前回の消費増税(5%→8%)による年金への影響を分析した第一生命経済研究所のレポート(※注2)によると、2018年の実質年金額は増税前の2012年に比べて6%も減少している。標準モデル世帯でいえば年間約16万円もの年金が減らされたのだ。年金生活者は「3%の消費増税」と「6%の年金減」のダブルのダメージを受けたことを示している。

【※2/昨年8月発表「なぜマクロスライド未発動でも年金は実質目減りしているのか」】

 さらに、これから年金を受け取る世代は受給開始年齢の引き上げや、「公的年金等控除」の見直しによる年金課税の強化が始まる。増税による生活破綻の危機は目前に迫っている。

不動産売却の完全マニュアル

【2019年版】不動産一括査定23サイトを徹底比較!
【2019年版】不動産一括査定23サイトを徹底比較!
【無料】すまいValueで大手6社に不動産一括売却査定
【無料】すまいValueで大手6社に不動産一括売却査定

初心者向け「FX」「株」の記事まとめ

月20万円稼ぎ続ける自動売買系FXに新展開 メキシコペソに妙味あり
トルコリラ2019年の見通しをトルコ人アナリストが徹底予想
月4000円の金利収入も メキシコペソ円のスワップが高いFX会社は?

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

ABJマーク

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号6091713号)です。

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

ABJマーク

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号6091713号)です。

小学館雑誌定期購読小学館のプライバシーステートメント問い合わせ広告掲載について

© Shogakukan Inc. 2019 . All rights reserved. No reproduction or republication without written permission. 掲載の記事・写真・イラスト等のすべてのコンテンツの無断複写・転載を禁じます。