マネーポストWEB「マネーポスト」公式サイト

経済

2019年、消費増税がなくとも日本の景気が落ち込むこれだけの悪材料

2019年1月25日 7:00

2019年の日本経済の視界は?

 2019年10月に予定される消費税率の引き上げについて、経済アナリストの森永卓郎氏は「まず2019年7月の参院選をにらんだ政治的理由から、消費増税は凍結の可能性が高いのではないか」と分析している。だが、森永氏が増税凍結を予想する理由はそれだけではない。2019年の日本経済が直面する状況からも、増税は不可能ではないかと見ている。以下、森永氏が解説する。

 * * *
 2019年は経済的に見ても、10月から消費税率を上げられる状況ではなくなると、私は考えている。

 その理由として、まず挙げられるのは景気循環だ。景気循環は、生産と在庫の関係を指標とするキチンサイクル、設備投資を指標とするジュグラーサイクル、住宅建築投資を指標とするクズネッツサイクル、技術革新を指標とするコンドラチェフサイクルという4つのサイクルの複合循環で、それぞれの周期は、キチンが5年、ジュグラーが10年、クズネッツは20年、コンドラチェフは50年といわれる。

 そのうち、周期10年のジュグラーサイクルは2018年にピークアウトした。周期5年のキチンサイクルも2019年にピークアウトする。短い周期の指標がより支配力が大きいので、2019年は景気循環上、景気が落ち込む年になるのだ。

 また2019年は、2020年に向けてのオリンピック特需が終焉を迎える。過去を振り返ると、オリンピック開催による建設などの特需は、開催の前年にはピークアウトしている。オリンピック開催の半年前くらいには、施設やインフラの整備を済ませないといけないからだ。それも景気の足を引っ張る可能性が高い。

 さらに、海外に目を向ければ、米国のトランプ大統領を要因とする景気減速もあり得る。すでに、米中貿易戦争をはじめ民主党やFRB(米連邦準備制度理事会)との軋轢などで景気減速は進んでいるが、2019年はさらに酷い状況となるのではないか。

不動産売却の完全マニュアル

【2019年版】不動産一括査定23サイトを徹底比較!
【2019年版】不動産一括査定23サイトを徹底比較!
【無料】すまいValueで大手6社に不動産一括売却査定
【無料】すまいValueで大手6社に不動産一括売却査定

初心者向けFXや株、決済の記事まとめ

FXトラリピの成功者2人が語る「長期運用の秘訣」とは
クレカのポイントで株や投資信託を購入できる「ポイント投資」とは
FXで月22万円稼ぐ個人投資家の取引方法とは

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

SNSでマネーポストWEBをフォロー

  • facebook:フォローする
  • twitter:フォローする
ABJマーク

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号6091713号)です。

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

ABJマーク

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号6091713号)です。