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カリスマトレーダー池辺雪子 億の極意

トルコリラ、南アランド、メキシコペソ…高金利通貨取引で注意したいこと

トルコリラ他、高金利通貨トレードの注意点は(写真:アフロ)

 FX(外国為替証拠金取引)で利益を上げるには、トレードで為替差益を狙う方法以外に、高金利通貨を保有している間に受けられるスワップポイントを狙う方法の2つがある。現在、高金利通貨として人気が高いものとして、トルコリラ、南アフリカランド、メキシコペソなどがあるが、これらの通貨を取引する上で注意しなくてはいけないことは何か。FXのカリスマ主婦トレーダーとして知られる池辺雪子さんが解説する。

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 今までまったく投資をやったことがない初心者の方から「トレードで差益を狙う投資スタイルと、スワップポイント狙いで高金利通貨を保有するのとでは、どちらのスタイルが良いでしょうか?」という質問をよくいただきます。

 これは一概にどちらの投資スタイルが良いというものではなく、理想をいえば、どちらもできるのが良いのは間違いありません。

 実際、私自身、金利や配当金狙いの長期ポジションもあれば、スイング的に持っているポジションもあり、デイトレ・スキャルピングのように短期的な差益を狙っていくポジションを持ちます。

 投資に使える資金や時間によって、その人に応じたバランスを見て、どちらが良いのかを考える必要があると思います。

 たとえば、トルコリラを1万通貨持ったとして、くりっく365での2018年12月の実績だと1日平均126円の金利収入がつきます。

 年間数千万円、または億円単位の金利収入を得ようとするなら、数千枚のロット数と、億単位の運用資金が、必要となります。

 さらに、この金額に加えて突然の価格変動にも耐え、自動ロスカットが入らないような資金管理をする必要があります。そうなると、それ以上の資金を口座に入れておく必要があります。

 資金効率という意味では、トレードで差益を狙う方がスワップポイント狙いよりも高くなるケースが多いでしょう。

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