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経済

サントリー 新浪社長の功績と五輪後に待つ創業家への“大政奉還”

2019年4月29日 7:00

タッグを組む佐治会長と新浪社長(写真:時事通信フォト)
タッグを組む佐治会長と新浪社長(写真:時事通信フォト)

 あれから5年。飲料最大手のサントリーは、創業家への“大政奉還”が近いと目されている。サントリーは、1899年の鳥井信治郎氏による創業以来、創業家が社長を務めてきた。典型的な世襲企業だ。5年前の2014年、創業家以外から初めて現サントリーHD社長に就任したのが、新浪剛史氏だ。

 新浪氏は、三菱商事出身で、約13年間にわたってローソン社長を務め、海外人脈も豊富だ。現会長の佐治信忠氏は、ローソン社長時代に新浪氏と知り合い、10年越しの付き合いを経て、彼を社長として引っ張ってきた。

 信忠氏が、外部から新浪氏を招聘した背景には、酒類業界をめぐる厳しい環境があった。高齢化、人口減、若者の酒離れなど、国内の酒類市場は頭打ちにあった。世界市場に飛び出さなければ、生き残っていけない状況にあったのだ。

 信忠氏は2009年、大幅な規模拡大を狙って、乾坤一擲、キリンHDとの合併を模索した。が、すったもんだの末、条件が折り合わず頓挫した。創業家一族の間に株の交換比率をめぐって異論があったのが一因だ。

 さらば……と信忠氏は、5年後の2014年1月、大きな賭けに出た。160億ドル(当時約1兆6500億円)の巨費を投じて米蒸留酒最大手ビーム(現ビームサントリー)を買収し、悲願のグローバル企業への切符を手にした。

 ただ、問題は、サントリーの社内に、グローバルビジネスの経験者はほぼ皆無だったことだ。そこで、経営統合を担うリーダーとして、新浪氏に白羽の矢が立った。

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