家計
2019年4月28日 15:00
福沢諭吉、野口英世、樋口一葉らの肖像画が描かれた紙幣が登場して15年。彼らこそ日本国民が日々もっとも目にし、触れてきた人物であったろう。そんな彼らがこのところ、ずいぶん肩身の狭い思いをしている。そう、キャッシュレス化の大波到来によってである。
街を歩けば、「当店はキャッシュレス決済店舗です」とか「QRコード決済できます」といった表示をあちこちで目にするが、紙幣と硬貨を長らく使ってきた私たちにとって、キャッシュ(現金)なしで売買を済ませることにはどこか抵抗感がある。
とはいえ、頑なに拒んでいたら、実生活で結構な不便を被ってしまうかもしれない。はたして、キャッシュレス社会とどう向き合えばいいのか──。
そこで、女性セブンのメルマガ『セブンズクラブ』にて「キャッシュレス決済に関するアンケート」を実施。617人の読者から寄せられた回答には「不安」「面倒くさそう」という声が多く見られた。
アンケート結果を詳しく見ていこう。〈「キャッシュレス」と聞いて、どのようなイメージがあるか?〉との問いに、最も多かった回答は「現金を持たなくていいから便利だけど不安」、次に「金銭感覚がマヒしそう」、続いて「セキュリティーが心配」との結果が出た。
〈現金で支払わないことへの不安はありますか?〉との問いには、66.1%が「ある」、33.9%が「ない」と回答。〈今まで現金以外で買い物をしたことがありますか?〉との問いには、89.5%が「ある」と答え、「ない」と答えたのは10.5%だった。
キャッシュレスの困った点としては、「暗証番号やパスワードを忘れてしまって毎回困る」「残高不足で決済ができなかったことがある」「現金決済しかできないところも少なくない」などの声があがっていた。
当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。
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