マネーポストWEB「マネーポスト」公式サイト

マネー

高齢者だからこの治療はやめたほうが… これは納得できるか?

2019年9月18日 15:00 週刊ポスト

高齢者になると受けられる治療にも“制限”が…(イメージ)
高齢者になると受けられる治療にも“制限”が…(イメージ)

 病気になった場合、高齢者は受けられる治療に“制限”が出てくるケースがある。

 国立がん研究センターは、2017年4月、ステージIVの肺がん患者を抗がん剤治療の有無で生存期間を比較した結果として、〈75歳未満では明らかに抗がん剤治療ありのほうがいいが、75歳以上ではそれほど大きな差がない〉との報告を発表した。

 がん薬物療法専門医で日本医科大学武蔵小杉病院腫瘍内科教授の勝俣範之氏は、「この報告が“75歳以上への抗がん剤治療は意味がない”と受け取られたことで、がん治療の現場に年齢による線引きが生じた」と指摘する。

「『高齢者だから抗がん剤治療はやめたほうがいいと言われた』と、何人もの患者さんが私のところに相談に来ました。しかし実際には75歳以上でステージIVの肺がんでも、抗がん剤治療で生存期間が延びる可能性は十分にあります。

 フランスの研究では、70~89歳の肺がん患者のうち、より強い併用抗がん剤を与えられたグループは、単剤の抗がん剤治療を受けたグループより生存期間が長かったという結果が出ています。それ以外にも、高齢者でも抗がん剤治療が有効とするデータは少なくない」

 高齢者への抗がん剤治療は、臓器機能や合併症の有無などを考慮した多面的な評価による「生理的年齢」で判断するのが世界的な流れだと勝俣氏は言う。

※週刊ポスト2019年9月20・27日号

不動産売却の完全マニュアル
不動産売却の完全マニュアル
【2020年版】不動産一括査定23サイトを徹底比較!
【2020年版】不動産一括査定23サイトを徹底比較!
【無料】すまいValueで大手6社に不動産一括売却査定
【無料】すまいValueで大手6社に不動産一括売却査定

注目記事

2か月で15万円の利益を狙えた?FX自動売買のドル円取引例
人気の最新FX自動売買を8選!稼ぐ投資家の秘訣も紹介

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

SNSでマネーポストWEBをフォロー

  • facebook:フォローする
  • twitter:フォローする

【お知らせ】

2021年4月1日以降の価格表示に関して

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。