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米追加利下げで直近ドル円は調整安見込むも消費増税を経て上昇局面か

2019年9月24日 20:00

米追加利下げ後のドル円相場の見通し
米追加利下げ後のドル円相場の見通し

 9月18日のFOMC(米連邦公開市場委員会)で0.25%の追加利下げが発表された。はたして米利下げはドル円相場にどのような影響を与えるのだろうか。FOMC後の為替相場の見通しをFX(外国為替証拠金取引)などのカリスマ主婦トレーダーとして知られる池辺雪子さんが解説する。

 * * *
 9月のFOMCで大方の予想通り0.25%の利下げが発表されました。しかしトランプ大統領はFOMCの会合を受けて「0.25%よりも大きな利下げ幅を望んでいた」と不満を漏らしています。マーケットは年内追加利下げの可能性や今後の利下げ見通しに注目していましたが、パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長は年内の追加利下げについては強く言及しませんでした。

 今回のFOMCからは「FRBはマーケットとの対話の結果、今回は0.25%の利下げを行ったが、今後米国内の景気鈍化の兆候が見られたら、新たに何らかの対応策をとる」という印象を得ました。今後はトランプ大統領に追加利下げを催促されようとも、FRBの独立した金融政策判断に期待できるのではないでしょうか。トランプ大統領のツイートには市場関係者も注視していますが、政策における最終決定まで影響を及ぼしきれていない印象です。

 それではFOMC後の為替相場はどう推移していくのでしょうか。まずドル円相場を、押し目・戻り目水準を予想するテクニカルツール「フィボナッチ・リトレースメント」で分析すると、直近高値1ドル=112.41円から直近安値1ドル=104.44円までの下げ幅に対して、50%戻りの1ドル=108.425円を達成しています。次の61.8%戻りは1ドル=109.37円ですが、そこに至るには、少し調整安を経るのではないか、と予想します。

 EU(欧州連合)離脱問題に揺れるイギリスのポンドは、1ポンド=直近高値148.90円から1ポンド=126.55円直近安値までの下げ幅に対して、フィボナッチ・リトレースメントでは38.2%戻しを達成しました。次のターゲットとなる50%戻しの1ポンド=137.725円にまで到達できるか注目です。

 なお、10月1日に実施を控える日本の消費税増税も、為替相場に影響を及ぼすでしょう。私は消費増税を経て、年末から来春にかけて円安傾向が続くと予想しています。そうした考えから、ドル円が何らかのきっかけで下落するようであれば、そこで中長期を見据えた買いポジションを保有することも考えています。私のFXトレードは資金管理を最重要視しており、無理のない量で取引しているので、皆さんもトレードする場合は、厳重なリスク管理を心掛けてください。

【PROFILE】池辺雪子(いけべ・ゆきこ):東京都在住の主婦。若い頃から株や商品先物投資を学び、2000年からFX投資を始め、これまでに8億円以上の利益をあげている敏腕トレーダー。2007年春、脱税の容疑で起訴、同年夏、執行猶予刑が確定。その結果、所得税、延滞税、重加算税、住民税、罰金(約5億円)を全て即金で支払う。2010年9月に執行猶予が満了。現在は自らの経験をもとに投資、納税に関するセミナー、執筆活動を行っている。トルコリラ/円、ドル/円、他通貨、日経平均株価などの値動きに関する詳細な分析を展開する「池辺雪子公式メルマガ」も発信中(http://yukikov.jp/

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