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他人の視線が気になる? 一人で外食できない男性たちのメンタル

一人で外食できない男性の本音とは?(イメージ)

一人で外食できない男性の本音とは?(イメージ)

“おひとりさま”ブームと言われて久しい。一人で楽しむことがすっかり市民権を得られた昨今だが、依然として敷居が高いように思えるのは“一人外食”だ。“ぼっち飯”とも呼ばれ、特に女性には苦手意識を持つ人が多いようだが、男性にも苦しむ人たちがいる。

 ライフメディアの調査によれば、37.1%の男性が「一人で外食することに抵抗がある」と回答。「一人で外食できない」という層も5.4%いることから、男性にも避けては通れない問題であることがわかる。男性たちにどんな事情があるのだろうか。

 30代男性会社員・Aさんは、学生時代から一人で外食することに苦手意識があり、今もできるだけ避けたいと話す。

「大学時代はいわゆる“ぼっち”、一人でいることが多かった。そのこと事態に苦痛はなかったのですが、食事の時だけは、他人の視線が気になりました。だから学食やファストフード店にはあまり行かず、いつもコンビニで買ったり、マクドナルドなどでテイクアウトして、空き教室かサークル部屋で食べていました」

 大学卒業後、約10年経った今もそのスタンスが変わらないというAさん。外回りが多い営業職ではなく、内勤の管理系職種に従事している。

「営業職だと必然的にカフェや飲食店で、一人で外食することが多くなると思うので、その点はよかったなと。知っている人の視線なら大丈夫なので、お弁当を持参したりして、社内で食べています。社食は安いんですがやっぱり無理。自意識過剰かもしれませんが、他人が僕のことをどう思っているのか気になってしまうんです」(Aさん)

 Aさんによると、一人客が多い店内ならまだしも、グループがいる場合は特に視線が気になってしまい、居心地の悪さを感じるという。ファミレスの席などで、一人席ではない場合にはなおさらで、一人で占有している状態が「誰かに咎められそうで怖い」と話す。

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